知恵袋でこんな投稿を見付けた。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13207721523

マジで言ってるのか?と思ってしまうのだが、盗聴発見なんて仕事の客はこんな物だ。
殆どの客が自分が知らないだけの物を盗聴器と疑っている。

レゴブロックを盗聴器と思い込んでいたり、ガス警報機を盗聴器と思い込んでいたり、エアコンの室外機を世界中に自分の映像を配信するサーバーの様に思い込んでいたり、照明器具のコード差込口をカメラのレンズだと思い込んでいたりする。

ハッキリ言って無知なのだが、そうした人は学校教育での教養はあるのだが、一般常識的な知識が異常なまでに欠けている。

こうした人達と接すると、感覚が逆転している事を実感する。

例えば、この知恵袋の人はALSOKの機器を盗聴器と疑っている。
自分を守る為のセキュリティーを自分を害する盗聴器と疑っている訳だ。

知恵袋でこうした知らない物を盗聴器と疑って質問する人は、殆どが短文である。

短文は「察っしてくれる」事を前提にしている。

本来、自分を知らない人に理解を求めるのなら、状況説明などしなければ他人は理解する事は出来ない。

この「察してくれる」こそ、盗聴感覚の原点なのだ。

察するとは自分の事を分かってくれると言う感覚、それを言い換えれば「自分の事を知っている」と言う感覚である。

その感覚が強まれば「自分の事が知られている」になってしまう。


ガス警報機を盗聴器と疑う人も、自分を守る為の機器を自分を害する物と疑っている。


集スト系で散見するのが、水を入れたコップに付く泡を、超音波攻撃の証拠だとしている輩だ。

恐らく、ジャグジーのイメージで超音波だと思っているのだろうが、原理は水に溶け込んだ空気だ。

この泡を別の意味で捉えている人がいた。

風呂に入って体に付く泡を、体から出る毒素だと思い込み、自分は特異体質だと思い込んでいた。

それがその人には誰にも知られたくない秘密であり、そこから被害妄想が発展していた。

しかし、風呂に入れば誰にも泡は付く。
それは水をコップに入れると気泡が付くのと原理は同じだ。

問題は、その人の言い方が悪かったのだ。

その人に言い方によると、体からヌメヌメとした物が出るという表現をしていた。

ヌメヌメした物と人に言えば、気持ち悪がられる。

しかし、風呂に入った時に体に付く泡を手でさすって払おうとすれば、ヌメヌメ感は誰にでもある。

そうした表現次第で、他人の受け取り方が変わり変る。
それがコミュ力でもある訳だ。