昨日、暑さで枯れた鉢の土を出していて思った事がある。

鉢をひっくり返して土を出だすと、鉢の中の土が風呂並の温度になっていた。

枯れた原因はこれか?

枯れたイチジクは、朝は元気だったのに夕方には枯れた。
通常枯れる時は、徐々に葉がしおれて行くのだが、全ての葉が一斉に枯れた。

その日の気温は40.3℃。
恐らく日なたでは45℃を超えていただろう。

その時の鉢の中の状態を考えると、高温になる予報を聞いて水枯れを心配して多めに水を撒いた。

40℃を超える気温なら、鉢の中は蒸し風呂状態。
しかも、鉢の色は黒で直射日光が直接当たる日なた。

鉢の中の温度はいかほどになった事だろう。

そう思って、枯れた鉢を見直すと、島の周辺部に枯れが集中している。
鉢が木陰になっている所では然程枯れは出ていない。

島の中の枯れは主に葉焼けだ。

どうすれば鉢の温度を上げずに水枯れを起さないようにするのか対策を考えねば。

今年の猛暑は、熱帯植物のバナナでさえ葉焼した程だ。
今年と同じ様な暑さが来たら、何をやっても無駄だろう。

しかしブルーベリーを見ると、葉焼けで枯れたのは寄せ植えの少なかった一本だけ。

地表をコケで覆った鉢や、ブライダルベルや芝桜で地表を覆った鉢には被害が出ていない。

と言う事は、寄せ植えで地表を隠す事が対策になるのだろうか?

問題はハンギングだ。
枯れの被害はハンギングに多く発生している。

一つの方法としてアルミ箔を鉢に貼り付けるのも手だ。
太陽光を反射すると同時に、熱伝導率の高さを利用して放熱させる。

しかし、気温より下げる事は出来ない。
そこをどの様に解決すれば良いのか?

対策を考えねば。