今日は雨。

仕事は通販の発送だけなので朝らパソコンの前に座っている。

出荷先をプリントアウトして出荷伝票を書きたいのだが身動きが取れない。

私の椅子の両側に2匹のスフィンクスがいるからだ。

椅子の肘掛の左には灰猫スフィンクス、右にはチビ黒スフィンクス、ヘッドレストには黒オスがバステスト神の様に鎮座しておられる。

こんな椅子に座っている私・・・・俺はファラオか!

少しでも椅子を回転させようとすれば、ヘッドレストのバステスト神様が不安定になる。
なので、写真を撮りたくても身動きが取れずに写せない。

両の肘掛にはスフィンクス様が鎮座されているので肘も置けない。


先日、姉が「こら~!」と言いながら階段を駆け上がって来た。

何事?と思っていたら、チビ黒が私の部屋に飛び込んで来た・・・アジの開きを咥えて。

サザエさんか!

しかし、アジの尻尾を咥えて私の部屋に小走りで走り込んで来るチビ黒・・・メッチャ可愛い。

私の部屋で何とかアジの開きを取り戻した姉だったが、戦いは始まったばかりだった。

アジも焼きあがり食事の時間。
家族で食卓を囲んでテレビを見て会話しながらの夕食。

そんな団欒に忍び寄る魔の手・・・
食卓の下から黒い毛むくじゃらの手がアジに向かって伸びて来る。

その手を肘でガードしながら食事を続けると敵もさるもの、肘のガードをすり抜けて食卓の上に飛び乗り獲物を狙う。

それを手で払い除けて食卓から突き落としてガードするも、落とされては飛び乗るの繰り返し。

そこでアジの頭をちぎって更に載せて与えたら、目を細めながら美味しそうに食べていた。

これでやっと落ち着いて食事が出来ると思いきや、半割れの頭など瞬殺。

そこで一計を案じ、頭や骨を床に分散して置き時間稼ぎ。

しかし奴には援軍が・・・

分散したアジを灰猫と黒オスがたいらげ、再び魔の手が忍び寄る。

再びテーブルの下から狙おうと私の膝に乗る。

それを阻止しようと娘が膝の上の悪魔を突き落とす。

しかし、落とされまいとしがみ付く・・・思いっきり爪を出して。

そして私の太ももに穴が開き悶絶。

それで学習すれば良い物を、姉や娘は自分の膝に飛び乗ろうとした悪魔をブロックしようとして自滅。

先日は食事中のテーブルの上に飛び乗っての放屁攻撃を仕掛けやがった。

悲鳴が響き渡り笑いが絶えない楽しい団欒。

まあ、先代猫の様に、食事中に私の背中に尻をくっつけて温かい液体で背中を暖めてくれるよりはマシか。