何故か子猫はケージに登るのが好き。

ジャンプではなくよじ登り、ケージの上を自在に動き回る。





これは在住猫達には無理。

流石に多くの猫の中で育った猫の運動能力は、単独で育った猫とは一味違う。

猫は生まれながらにして猫ではない。
猫になる為に必要な過程が無ければ、本来の猫としての運動能力は発揮出来ない。
学ぶ相手がいなければ学べないと言う事だ。


さあ、今日も黒オスに薬を飲ませるのに悪戦苦闘が待っている。
昨日から既に2回失敗。

好物の鳥の胸肉に仕込んだら仕込んだ物だけ残し、粉にしてマタタビ粉に混ぜたら臭いをかいでそっぽを向く。

猫の嗅覚は犬並み。
人間には臭わなくても、猫は敏感に感じ取ってしまう。

直接口を空けて飲まそうともしたのだが、強固な抵抗に遭い怯えさせてしまった。

次なる作戦は、粉にした薬を水に溶かすか混ぜるかして、ポンプで流し込む。

何とかして薬を飲ませないと、腎臓が悪化すれば点滴生活になってしまう。
急がねば・・・