今の時期、屋上菜園は花の香りに溢れている。

まあ、香りで満たされる空間を目指してきたのだから当たり前なのだが、実際に花の香りで満たされると、その心地良さで何度も屋上へ上がりたくなる。

 

今最も強い香りを放っているのが「ハゴロモジャスミン」。

 

ハゴロモジャスミンは間も無く満開を迎える。

 

ハゴロモジャスミンと入れ替わりにホワイトプリンセス(ジャスミン)が咲き出して、秋まで咲き続ける。

くちなしも強い芳香を放っている。

夏場にはユリの花も咲く。

ユリもカサブランカや山百合の他に、咲く時期が少し遅い鹿の子も植えてあるので、長い時期楽しめる様にしてある。

 

しかし、花の香りにこれほど精神的リラックス効果があるとは気付かなかった。

 

その花の香りに誘われたのか、ミツバチやクマバチが例年に無く沢山集まっていた。

おかげで果実がしっかり受粉している。

 

去年植えた桃。

 

幸水(梨)

 

豊水(梨)

 

ラ・フランス(洋ナシ)

 

去年は全く受粉しなかった梨が、今年は沢山受粉した。

 

ブルーベリーも膨らんできた。

 

去年からのミニトマトはおいしく頂ける。

こいつは数少ない赤トマト。

我が家の主力はこの黒トマトだ。

今実を付けているトマトは、新しく植えたトマトの成長に合わせて抜いて行く。

その新しく植えたトマトのワキ芽から新しい苗を作って、病気になったトマトと順次入れ替えをして行く予定だ。

 

まあ、苗を作らなくても畑には雑草化したトマトが乗っ取りを図ってテロを起しているので、テロ対策をしなければ山ほどのトマトが取れるだろう。

トマトのテロは屋上に限らず、屋上から落ちたトマトの実が歩道やコンクリートの隙間をジャックしていたのだが、ご近所オバサンの雑草狩りに遭い殲滅されてしまった。

 

屋上では、至る所でトマトが芽吹いているのだが、黒トマトの種で育ったトマトが黒トマトになるとは限らないので、安定した品種として栽培するにはワキ芽で増やした方が無難だ。

 

イチゴは徐々に食べごろになっているので、毎日がイチゴ狩り。

その場でもいで食べている。

 

イチゴは食べごろと同時に増やし時を迎えている。

イチゴは実を付けるのと同時に沢山のランナーを伸ばす。

 

このランナーの先に出来る新芽を土に固定してやると新しい苗が出来る。

 

屋上のイチゴ達はこれを繰り返して増やして来た。

 

ハンギングのイチゴは美味しいだけでなく観賞にも良さげだ。

 

今年はハンギングで花も育てている。

まずはアローズコンパクト(ロベリア)。

 

そしてミリオンベル。

 

さて、これが何の花かお分かりになるだろうか?

 

この花はジャガイモの花で、意外と綺麗な花を付ける。

流石にナス科だけあってナスの花に似ている。

 

今日気付いたのだが、バナナに新しい赤ちゃんが生まれていた。

 

最初1本だったバナナの木が今では7本、この子で8本目になる。

しかし、木は増えても1本のバナナも実っていない。

最初のバナナは今年で2年目なので、今年こそは実ってくれると思う。

 

私が野良仕事をしていれば、当然猫達も一緒だ。

 

これは猫耳を付けた私の頭では無く黒猫の頭だ。

私がしゃがんでカメラを向けると寄って来るので時々こんな写真になる。

立ち上がるとこんな感じだ。

 

今年の屋上菜園の全体のレイアウトはこんな感じだ。

 

因みに、取り避けはビニールカラスを吊るしている。