今日は休日なのに、朝から大荒れの天気だったが昼前から雨が上がったので、屋上菜園の手入れに汗を流した。

 

それぞれの成長に合わせて、日当たりを考えて配置や向きを微妙に変えたり、手狭になった鉢を大きい物に変えたり、元気が無い株を探して原因を調べて対処したり、何かとやる事は多い。

 

先日新しく仲間入りした「くちなし」は、蕾が多くなっていた。

 

 

この「くちなし」も甘い香りを放つので、屋上菜園に仲間入りをさせた。

 

香りと言えばミカンエリアの「フリージア」が咲き出して甘い香りを放っている。

 

 

ジャスミンも咲き出している。

 

 

こうした香り作戦が功を奏し、今年はミツバチなどのハナバチが訪れて受粉してくれている。

 

去年まで、苺のうどん粉病に悩まされて来たが、うどん粉病の蔓延の原因が人工授粉である事に気付き、今年は一切人工授粉をしていない。

 

今年は人工授粉をせずとも多くの実を膨らませている。

これもハナバチのおかげだ。

 

屋上菜園を始めた当初は、耕作面積が限られているので、食べられる物だけに絞って栽培していた。

狭い耕作面積で多くの収穫を得ようとすれば、花などの鑑賞目的の植物は無駄だと思い、効率を考えて観賞用の花は植えなかったのだが、それでは蜂が集まってくれないので人工授粉で補っていた。

 

しかし人工授粉はカビや病原菌も感染させる結果となり、うどん粉を蔓延させる結果となっていたが、屋上には多くの虫が集まって来なかった。

ならば虫を寄せるには花の力を借りればよい。

 

しかし花を植えて虫は集まった物の害虫も増える結果に・・・

いや、害虫の方が圧倒的に多くなってしまった。

その一番の原因は、冬季の菜園に有ったと考えている。

 

殆どの作物は夏に取れる。

その為、夏季の植物と冬季の植物では全く生態系が変ってしまうので、害虫の天敵となる昆虫が住み着かない。

 

そこで樹木や多年草をベースにして、大きな環境変化を起さないようにした。

その為か、今年は多くの虫たちが越冬してくれた。

今年目立つのは蜘蛛で、至る所で見かける。

蜘蛛には蝶や蛾の撃退を期待している。

 

今年はすでに七星テントウ虫も現れている。

 

花は元々昆虫を集める為に植物が咲かせる物だ。

なので、昆虫を集めるには花は効果的だと今は考えている。

 

間も無く大形の花も咲くだろう。

 

ユリはかなり芽吹いてきている。

 

 

グラジオラスも芽吹き始めた。

 

 

そしてバナナの赤ちゃん。

 

 

黒猫も影から見守っている。

 

 

ぱっと見何処にいるか分からないかも知れないが、こうすると分かるだろう。

 

 

そう言えば、あの虹色トウモロコシ。

 

 

この色で遺伝子組み換えは一切無く、交配だけでこの色を作り固定化させているから凄い。