今日のミヤネ屋の盗聴特集は中々の傑作だった。

恐らく、収録されたのは12月10日以前だろう。
12月10日は名古屋北警察の盗聴が放映された日だ。

その時の収録分が今日の特集での放映だ、

しかし、今日の放映内容を見て、名古屋北警察の盗聴報道が眉唾物を通り越して私の中では信憑性が無くなった。
残念な事に、前回の北警察の盗聴事件のダビングは、録画していたパソコン不調の為、ブチブチに途切れて検証出来なかったが、今日の放映は違うパソコンで録画したので綺麗に録れた。

それを検証・・・するまでも無い。
初っ端の映像から、オイオイその反応って・・・

盗聴器が付いていたお宅のお父さんが嘘が付けない人のご様子。
S氏が調べる前に、盗聴器を指差しして教えていたり、次の部屋まで案内するだけで良いのに、盗聴器の所まで案内する親切さ。

さすが名古屋人、都会と言えども素朴だね~。
盗聴器の場所を教えたり案内するその「おもてなし」ぶりは、同じ名古屋人として誇りに思う。


今日の放映の初っ端の映像で、北警察の盗聴報道の一辺が垣間見えた様に思う。
それは最初に写ったレシーバーの液晶表示だ。

ボカシを入れて詳細は分からない様にしていたが、レベルゲージの反応は読み取れる。
そのレベルゲージがMAX近くまで行っている。

その反応は極めて至近。
あの反応は出力にもよるが、特定小電力機器なら10M以内だろう。
その至近の反応で室内の音が聞えるとすると、考えられる事は一つしかない。

同じ車両かもう一台車両が有って、その車両から録音した内容を流していると言う事だ。
盗聴器には外部入力端子が付いていないので、レコーダーから流した音声を盗聴器で拾って電波を飛ばすと、別の音が混入する恐れがある。
外部入力端子が付いた発信機で手軽な物はトランシーバーだ。
レコーダーとトランシーバーをケーブルで繋いで電波を飛ばせば音の混入を防げる。
しかし、レシーバーにはトランシーバー周波数が表示されてしまい、電波に詳しい人なら、それがトランシーバーだと分かってしまう。
それを隠す為に液晶表示にボカシを入れる。
まあ、こんな所だろう。

今日の放映も、盗聴電波を3つ拾ったから、このお宅に3個付いていますねと言っていたが、何故1つの家に3個付いていると断定出来るのだ。
一箇所で3つの電波を拾ったなら、3軒の家に付いているかもしれない。
その可能性には触れず、一軒の家に3個付いていると言い切っていた。

それは知っているからこそ出て来る言葉だ。