屋上菜園の最大の課題は蜂寄せだ。

人工授粉には時間がかかりすぎるので、やはり蜂の力を借りたい。

しかし、屋上だと蜂さんに気付いてもらい難いので、強い芳香を放つ花で蜂さんに気付いてもらう作戦だ。

今年は主にジャスミンとラベンダーに頑張ってもらったのだが、ミツバチは訪れずクマバチがでかい図体で一生懸命受粉してくれていた。

この芳香作戦だが、主力のイチゴの開花とジャスミンやラベンダーの時期がずれているので、恩恵にあずかれたのは四季なりイチゴだけだった。

そこで一期なりイチゴや梨の為に、2月から咲くフリージアを増やした。

ジャスミンは開花期間の長いホワイトプリンセスを7株に増やし、クリスタルジャスミンを2株入れた。

ジャスミンは寒さに弱いらしいので、現在は専用のビニールハウスの中で育てているのだが、そのビニールハウスを開けるとジャスミンの香りが暖められた空気でモワ~と立ち登り、まるでトイレの芳香と化している。

9月用のキンモクセイは既に購入済みだ。

ミカンの花も甘い香りを放つのだが、キャタピー軍団にやられて来年は花を付けるのさえ危うくなっている。


来年用にサブランカの球根を3つ購入、ユリの花にも挑戦する。



一つはこのパッケージに入っていた少し小粒の球根、あと二つは直径10センチほどの1球1000円の巨大な球根だ。

カサブランカの球根を物色していたら、ブラックチャームのパッケージが目に飛び込んできた。



花言葉は「飾らぬ愛」。
思わず買ってしまった。

そして、もう一つ黒ユリを購入。



稔君はご縁了願いたいが、明日香の方なら歓迎しよう。

因みに黒ユリの花言葉は「呪い」
しかしそんな物は無視。

黒猫と一緒にいれば、そんな事は気にならない。
13日の金曜に黒猫といても不幸なんか起きた事は無い。


ユリの球根を植えたら、畑の土留めとして使っているペットボトルも花で飾りたくなってきた。
そこで安売りのチューリップを大量に購入。
来年の春には30本のチューリップが咲くだろう。

チューリップの素朴な疑問だが、子供の書く花は何故チューリップなのだろう?疑問だ。


芳香作戦を決行していたら、部屋にも花の香りが欲しくなった。
そこで思いついたのが、ヒヤシンスの水耕栽培。

ここでもやはり変り種が欲しくなり、ミッドナイトミスティックなる黒のヒヤシンスを購入。



やはり黒猫好きとしては黒にこだわりたい。
このヒヤシンス、しっかりと太陽の光に当てないと黒っぽくならないらしいので、窓際で育てている。
黒とは別に白のヒヤシンスも購入し、黒と白のヒヤシンスを並べて育てているのだが、葬式みたいだ。