屋上菜園には生まれて此の方食べた事のないハーブが植えてある。

それを幾つか食してみた。
まずはレモンバーム。



小さめの葉を一枚ちぎり舌の上で転がすと口中にレモンの風味が広がるのだが、酸味は全く無くレモンの風味と甘さだけがひろがる。

続いてローマンカモミールを食してみた。



この味は正にリンゴ。
さすが大地のリンゴと言われるだけの事はある。
まだ花は咲いていないので葉だけしか食していないが、花にもリンゴの風味があると言うので楽しみだ。

アップルミントも正しくリンゴの味だがローマンカモミールも負けてない。




もう一つ、チャービルも食した。



これは私としては衝撃的だった。
パセリに類似と言うイメージで口にしたら、バニラアイスの風味が口に広がった。
思っていた味とは全く違う味に衝撃を覚えた。

口に入れた瞬間、バニラの風味と甘さが口の中に広がるのだ。
素晴らしい味わいだ。


メインのイチゴは大豊作!



パット見少なそうに見えるが、一つの株にこんなに実っている。


このプランターだけで見える範囲だけで20個は実を付け、この裏側にも沢山実を付けている。

この蜂が200鉢はあり、2/3は四季なりなので秋まで楽しめる。

去年は実ったイチゴの半数はうどん粉にやられてしまったが、今年はうどん粉の被害が少ない。

その象徴的なイチゴがこれだ。



うどん粉が部分的にしか付いていない。
これは紫外線殺菌をした時、プランターに接触していた部分だ。

つまり、紫外線が当たっていた所でうどん粉の繁殖が抑えられている事を示している。


これは使える。

今年はうどん粉にめっぽう弱い「蜜香」を減らし、病気に強い品種を増やしたが、これなら病気に弱い品種を増やしてもイケル。

ランナーから苗を作る時から紫外線殺菌して育てれば良い。

そのランナーも一番目が使えると言う事になる。
イチゴを増やす時、一番目は病気が感染している可能性が高いので二番目以降を使うのだが、屋上菜園等の狭い場所では二番目以降を使おうとすると、伸びすぎてランナージャングルと化してしまう。

一番目が使えれば、二番目以降を摘心できる。

これは狭い空間で増やすには好都合だ。


また別に試したいこともある。
今はUV-Cを使った短時間殺菌だが、UV-Bによる育成も試してみたい。


アルミ箔と銅メッシュによるナメクジ対策の効果はさっぱり分からない。
ナメクジ対策を施した所にその後ナメクジ被害は出ていないが、それが電撃作戦によるものか、駆除剤の効果なのか分からない。

分かっている事は「電食」は確実に起きている。




銅メッシュの部分のアルミ箔がボロボロになっている。
これは「電食」による物だ。


今日は家族でナイターでイチゴ狩りをした。
夜のイチゴ狩りなど栽培していなければ出来ない楽しみ方だ。