昨日AM2時頃に彼が公衆電話から電話して来た。
就寝中の私は彼の電話で起された。
電話に出ると私に対する不平不満を泣きながら並べ立てる。
最初に来た時に泊め無かった事、電話をしても出なかった事、私が忙しさを理由に合わ無かった事など私にぶつけて来た。
私からすれば言いがかりでしかないのだが、彼の状態を察して何も反論せずに聞いていた。
反論せずに話を聞いていたら、彼の発病の原因が見えて来たような気がした。
恐らく彼は境界性パーソナル障害に見られる「見捨てられ不安」を持っているのだろう。
彼の怒りは勝手な思い込みによる期待が裏切られた事による怒りだと思われる。
プリペイド携帯のチャージが出来なかった理由だが、チャージが切れて直ぐに体を動かすのもきつい状態なのにソフトバンクに走って行き、ソフトバンクの人にチャージしてもらおうとしたのだが、本人確認の為の電話に私が出なかった為、チャージ出来なかったと言う事らしい。
ハッキリ言ってしまえば「相手の都合はお構いなし」だ。
彼の言い分は、私に自分に合わせてくれと言っているのと同じだ。
昨夜は公衆電話のお金がなくなった時点で終了。
電話が終了したのは良いが、電話が終わってから寝付けない。
AM5時半には仕事に出なくてはならないのに眠れない。
それでも90分は寝れたのだが、眠い目をこすりながら仕事に行く羽目になってしまった。
そして10時頃に区役所の保護援護課の話を伝えるべく電話をしたのだが、その話をすると号泣し始めた。
家族に生活保護を受けているなどと知られたら、プライドが傷付き惨め過ぎると言って号泣するのだが、私はホームレスになって公園で寝泊りする方が余程惨めだと思う。
そんな事を思いながら話していたら、突然電話の向こうで彼が誰かに向かって怒鳴っている。
喧嘩を始めたらしい。
もう感情を抑えられなくなっているようだ。
彼は言う、最初に泊めなかったからこんなにおかしくなったと。
プリペイド携帯のチャージにソフトバンクまで走ったので、昨日は病院で点滴を受ける羽目になり、それで手持ちの金が無くなって公園で寝泊りしていると言う。
そこで、預かっている金がまだ4万有と言うと、それは携帯代の違約金が発生したら私に迷惑が掛かるから受け取れ無いと言うのだが、私からすれば夜中に電話で起される方が余程迷惑だし、そもそもその違約金も私が払う覚悟でプリペイド携帯を渡している。
私の迷惑を口にするのであれば、夜中の電話に執拗なお誘い、勝手に家に入る事は迷惑だと思わない所がら、彼の感覚がうかがい知れる。
そんな事をあれこれ考えながら話していると、彼の昔話が始まった。
一緒に働いていた頃のセンター長に騙されただの、家族に色々してやったのにとか、色々話を聞かされた。
それらの話や保護援護課の話しには全て共通点がある。
それは、このままでは駄目だと分かっていても出来ない、一番良い方法が分かっているのにしようとしない。
そこに見え隠れするのが「見捨てられ不安」である。
また、彼が付き合っていた昔の同僚達は皆、私が嫌いな奴ばかりだ。
前の会社が倒産した時、私が最も嫌っていたセンター長に付いて行き、不当な扱いを受けたと嘆くのだが、私から言わせれば「自業自得」であるし、私なら自分で選択した結果なので、嘆いたり怨んだり他人を責める以前に自分の甘さを反省する。
私もそのセンター長の下で仕事をしていたのだが、あまりにも気に入らなかったので本社に掛け合って所属センターを変えて貰ったほどだ。
そのセンター長の事は
http://ameblo.jp/jgblog/entry-10064047599.html
で書いている。
また、彼の付き合っていた昔の同僚は
http://ameblo.jp/jgblog/entry-10064060798.html
で書いている「覚せい剤」で捕まった奴だ。
あのセンター長は、自分より仕事の事を知っている人は冷遇し、何も知らない新人を厚遇する人だった。
なので、研修を終えたばかりの新人職人がベテラン職人達の班長になる始末。
彼は当時はまだ見習いだったので、そのセンター長に厚遇された一人だった。
彼はそのセンター長に付いて行き、不当な扱いを受けたと嘆く。
恐らく彼は、自分に優しくしてくれた人から離れられないのだろう。
彼から聞く話は、誰々さんと一緒に仕事をしている時に良い仕事の話が来たけれど、誰々さんがいたから駄目になったと言う内容ばかりで、結局その誰々さんと共倒れしてその誰々さんに対する不平不満が鬱積している。
また、家族との間でも同じ様な展開を繰り返して発病しているようだ。
結局、少しでも優しくされた人に対する「見捨てられ不安」の為に、このままでは駄目になると分かっていても止められないのだろう。
また彼が職を変える時には、必ず「誰々」と一緒と言う言葉が付き纏う。
「自分一人で」と言う話は全く聞かない。
例えば彼が職人の職を無くしたのは、最後に一緒に仕事をしていた人が亡くなってからだ。
その最後に一緒に仕事をしていた人と言うのも、私が嫌っている職人だった。
職人の仕事が無ければ一人で就職活動すれば良いと思うのだが、彼がしたのはそれまでに家族に貸したお金の無心、それが聞き入れられずに、変わりの要求として兄弟のアパートでの居候。
そして居候生活を数年続ける間、仕事を探しもしていない。
恐らく彼が就職活動をしなかったのは、知らない場所に一人で飛び込む勇気がなかったからだと思う。
恐らく彼は「見捨てられ不安による他者への依存」なのだろう。
因みにそのセンター長に付いて行った職人は、彼を含めて3人知っているが、一人は記事にも書いているように自殺、もう一人はビルから飛び降り自殺未遂で身体障害者、そして彼の友達は覚せい剤で逮捕。
こうした人間関係を見ると、似たもの同士引き合うとしか思えない。
彼が立ち直るには、彼が最も避けたがる所にこそ答えが有ると思う。
正解を避けているからこそ、出口の見えない迷宮に迷い込む。
そして他者にすがるから孤独になる。
彼には私からも、行政からも手は差し伸べられている。
しかし、それに気付かずにすがり付かれれば振り払うしかない。
それは、溺れている人を助けようとする時に似ている。
信じて身を任せてくれれば助ける事が出来るのに、しがみ付かれたら振り払わなければ二人とも溺れてしまう。
しがみ付くから振り払われ、振り払われるから孤独になってしまう。
だからこそ、彼に手を差し伸べ続ける為には距離を置かなければならない。
就寝中の私は彼の電話で起された。
電話に出ると私に対する不平不満を泣きながら並べ立てる。
最初に来た時に泊め無かった事、電話をしても出なかった事、私が忙しさを理由に合わ無かった事など私にぶつけて来た。
私からすれば言いがかりでしかないのだが、彼の状態を察して何も反論せずに聞いていた。
反論せずに話を聞いていたら、彼の発病の原因が見えて来たような気がした。
恐らく彼は境界性パーソナル障害に見られる「見捨てられ不安」を持っているのだろう。
彼の怒りは勝手な思い込みによる期待が裏切られた事による怒りだと思われる。
プリペイド携帯のチャージが出来なかった理由だが、チャージが切れて直ぐに体を動かすのもきつい状態なのにソフトバンクに走って行き、ソフトバンクの人にチャージしてもらおうとしたのだが、本人確認の為の電話に私が出なかった為、チャージ出来なかったと言う事らしい。
ハッキリ言ってしまえば「相手の都合はお構いなし」だ。
彼の言い分は、私に自分に合わせてくれと言っているのと同じだ。
昨夜は公衆電話のお金がなくなった時点で終了。
電話が終了したのは良いが、電話が終わってから寝付けない。
AM5時半には仕事に出なくてはならないのに眠れない。
それでも90分は寝れたのだが、眠い目をこすりながら仕事に行く羽目になってしまった。
そして10時頃に区役所の保護援護課の話を伝えるべく電話をしたのだが、その話をすると号泣し始めた。
家族に生活保護を受けているなどと知られたら、プライドが傷付き惨め過ぎると言って号泣するのだが、私はホームレスになって公園で寝泊りする方が余程惨めだと思う。
そんな事を思いながら話していたら、突然電話の向こうで彼が誰かに向かって怒鳴っている。
喧嘩を始めたらしい。
もう感情を抑えられなくなっているようだ。
彼は言う、最初に泊めなかったからこんなにおかしくなったと。
プリペイド携帯のチャージにソフトバンクまで走ったので、昨日は病院で点滴を受ける羽目になり、それで手持ちの金が無くなって公園で寝泊りしていると言う。
そこで、預かっている金がまだ4万有と言うと、それは携帯代の違約金が発生したら私に迷惑が掛かるから受け取れ無いと言うのだが、私からすれば夜中に電話で起される方が余程迷惑だし、そもそもその違約金も私が払う覚悟でプリペイド携帯を渡している。
私の迷惑を口にするのであれば、夜中の電話に執拗なお誘い、勝手に家に入る事は迷惑だと思わない所がら、彼の感覚がうかがい知れる。
そんな事をあれこれ考えながら話していると、彼の昔話が始まった。
一緒に働いていた頃のセンター長に騙されただの、家族に色々してやったのにとか、色々話を聞かされた。
それらの話や保護援護課の話しには全て共通点がある。
それは、このままでは駄目だと分かっていても出来ない、一番良い方法が分かっているのにしようとしない。
そこに見え隠れするのが「見捨てられ不安」である。
また、彼が付き合っていた昔の同僚達は皆、私が嫌いな奴ばかりだ。
前の会社が倒産した時、私が最も嫌っていたセンター長に付いて行き、不当な扱いを受けたと嘆くのだが、私から言わせれば「自業自得」であるし、私なら自分で選択した結果なので、嘆いたり怨んだり他人を責める以前に自分の甘さを反省する。
私もそのセンター長の下で仕事をしていたのだが、あまりにも気に入らなかったので本社に掛け合って所属センターを変えて貰ったほどだ。
そのセンター長の事は
http://ameblo.jp/jgblog/entry-10064047599.html
で書いている。
また、彼の付き合っていた昔の同僚は
http://ameblo.jp/jgblog/entry-10064060798.html
で書いている「覚せい剤」で捕まった奴だ。
あのセンター長は、自分より仕事の事を知っている人は冷遇し、何も知らない新人を厚遇する人だった。
なので、研修を終えたばかりの新人職人がベテラン職人達の班長になる始末。
彼は当時はまだ見習いだったので、そのセンター長に厚遇された一人だった。
彼はそのセンター長に付いて行き、不当な扱いを受けたと嘆く。
恐らく彼は、自分に優しくしてくれた人から離れられないのだろう。
彼から聞く話は、誰々さんと一緒に仕事をしている時に良い仕事の話が来たけれど、誰々さんがいたから駄目になったと言う内容ばかりで、結局その誰々さんと共倒れしてその誰々さんに対する不平不満が鬱積している。
また、家族との間でも同じ様な展開を繰り返して発病しているようだ。
結局、少しでも優しくされた人に対する「見捨てられ不安」の為に、このままでは駄目になると分かっていても止められないのだろう。
また彼が職を変える時には、必ず「誰々」と一緒と言う言葉が付き纏う。
「自分一人で」と言う話は全く聞かない。
例えば彼が職人の職を無くしたのは、最後に一緒に仕事をしていた人が亡くなってからだ。
その最後に一緒に仕事をしていた人と言うのも、私が嫌っている職人だった。
職人の仕事が無ければ一人で就職活動すれば良いと思うのだが、彼がしたのはそれまでに家族に貸したお金の無心、それが聞き入れられずに、変わりの要求として兄弟のアパートでの居候。
そして居候生活を数年続ける間、仕事を探しもしていない。
恐らく彼が就職活動をしなかったのは、知らない場所に一人で飛び込む勇気がなかったからだと思う。
恐らく彼は「見捨てられ不安による他者への依存」なのだろう。
因みにそのセンター長に付いて行った職人は、彼を含めて3人知っているが、一人は記事にも書いているように自殺、もう一人はビルから飛び降り自殺未遂で身体障害者、そして彼の友達は覚せい剤で逮捕。
こうした人間関係を見ると、似たもの同士引き合うとしか思えない。
彼が立ち直るには、彼が最も避けたがる所にこそ答えが有ると思う。
正解を避けているからこそ、出口の見えない迷宮に迷い込む。
そして他者にすがるから孤独になる。
彼には私からも、行政からも手は差し伸べられている。
しかし、それに気付かずにすがり付かれれば振り払うしかない。
それは、溺れている人を助けようとする時に似ている。
信じて身を任せてくれれば助ける事が出来るのに、しがみ付かれたら振り払わなければ二人とも溺れてしまう。
しがみ付くから振り払われ、振り払われるから孤独になってしまう。
だからこそ、彼に手を差し伸べ続ける為には距離を置かなければならない。