先週、給食で出された団子汁の団子を喉に詰まらせて亡くなったお子さんの父親が市を相手取り、総額およそ8400万円の慰謝料を求める裁判を起こしたニュースを見たのだが・・。

私には共感出来ない。

食べ方の注意は「家庭教育」だろう。

昔は正月になると、餅を喉に詰まらせて亡くなった人のニュースが結構あったが、注意喚起をする事は有っても、餅を小さくしたりなんて話は出なかった。

そんな事は自己責任の範疇で、製造責任は無いと思う。

と言うより、遺族の方には申し訳ないが、こうした訴訟で子供から危険を奪わないで欲しいと思う。


子供には危険が必要で、危険を体験せずに育った子供は危険を知らずに大人になる。
危険を知らない事が最も危険な事だ。

危険は「それが危険」だと教えても、それは知識であって危険認識ではない。
危険を危険と認識するには、危険を体験するしかない。