一昨日のミヤネ屋を見た人からご相談が来た。

たまたま私も見ていたので内容は知っていた。


特集は「下着泥棒」だったのだが、そこで盗聴器の調査もやっていた。


それを見て、盗聴器が仕掛けられているかもしれないと思ったらしい。



しかし、あの番組の盗聴発見シーンって、何を調べているのか意味不明。

まあ、煽る為にそんなシーンを入れた様な作り方だった。


番組では、ハンディーレシーバーでハウリング調査のような事をやっていたのだが、あれは周波数が特定されていなければ使えない。


周波数も調べていない状況で、あの調べ方をしても全く無意味。


電界を調べるのならあの調べ方でも良いが、あの機種(VRシリーズ)にそんな機能は付いていない。


つまり、素人か、演出でしかない。(最初の方はスピーカーの向きが逆だったし)


それを見て不安になられてもね~。



実際この仕事をしていると、不安のベースにあるものはこうしたTVにある事が多い。


そのTVの大半がヤラセでしかない。


相談者に、それが嘘だと説明しても半信半疑でしか聴いてくれない。


それを理解させる為には、実際の盗聴器で体験させて、何処に嘘があるのかを録画したビデオで見せながら説明する必要がある。


ポイントさえ分かれば納得はしてくれるのだが、経験を伴っていなければ半信半疑止まり。

半信半疑の状態では、多数意見に左右される。



残念な事に、一昨日のミヤネ屋は録画してない。

録画してあれば、そのビデオを見ながら実践して教える事が出来たのだが、ビデオを見ながら反芻して教えないと確固たる知識にはならない。


とりあえず、それまで録画してあった別のビデオを使って説明はした。


まあそんな事より、虚と実が織り交ぜられた情報の「虚」を見抜く能力を身に付ける事の方が大切だと思う。


しかしそれは経験を積み重ねるしかない。


脳と言う物は触ることで初めて現実であると認識する。

故に、経験とフィードバックされていない知識は妄想と変わらない。

ネットで知っただけ情報、TVで見ただけの情報、それは妄想と変わらないのだ。



だからこそ、虚と実が織り交ぜられた情報の嘘を見抜くには、現実世界で経験を積み重ねることが必要なのだ。



























と言う事で、非公開(友人の友人までの設定で友人を作っていないので事実上非公開)のmixiを今日から二日間の期間限定で公開しようと思う。


http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1837744243&owner_id=40723197



気が向いた時にしか書いていないので記事数は少ない。





集団ストーカー―盗聴発見業者が見た真実 (晋遊舎ブラック新書 1)/古牧 和都