消費税の増税が決まり、マニフェストの堅持を説く小沢グループは反対票を投じた。


う~ん、マニフェストの堅持ね~?


これはあくまでも私の私見なのだが、私は元々民主党のマニフェストなど信じてはいなかった。

と言うより、政権を取った事の無い民主党のマニフェストなど、絵に描いた餅でしかないと思っていた。


何事も「言うは易し行うは難し」である。


小沢氏の「マニフェストを堅持」と言う姿勢にも私は疑問を感じる。


「出来ると思ってやってみたけど、やってみたら無理だった」と言う事は山ほどある。


やってみたけどミリだった、だけど約束だから無理やりやっていたら破綻する。


私とて消費税が上がるのは好ましくない。


しかし、1000兆の赤字、震災の復興、それをどうすると言うのだ?


無駄を無くす努力はしてもらわなければ困るが、無駄をなくしますと言って直ぐに無くせる物なら、すでに無くなっているだろう。


今まで出来なかった事を、出来てから増税と言う事は、永久に増税は出来ないと言う事だ。


政治家が政治主導と騒いだとて、所詮は素人の集まり。

どんなに意気込んでみても、プロフェッショナルな官僚に言い包められるだけ。



小沢氏のマニフェスト堅持の姿勢は、需要がすでに無くなっている物を、決まった事だからと必要も無いのに作ってしまう官僚に似ている。


まあ、穿った見方をすれば、増税の必要性は十分認識していて、三党合意で自分のグループが反対しても採決は必至と見て、反対したのかもしれない。


自分達は消費税に反対しましたよ~!と自分達だけ国民の味方の振りをして、「増税する」と言う思惑通りに事を進める。


増税に賛成した者を悪人に仕立て、自分達は善人を気取る。


次の選挙の時に、増税に賛成した人は人気薄になり、増税に反対した者の人気が高まる。


そんな思惑が働いていたんじゃないのか?





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