このyahoo知恵袋 の質問者は集合的無知と言う現象を目の当たりに出来るので実に興味深い。


インターネットは集合的無知が非常に起こり易い。

この集合的無知の状態を経済学では情報の非対称性による逆選択と言う。


私は経済から入ったので、逆選択の方の言葉を使っている。


インターネットの世界の特徴は、親和性と排他性を併せ持つ所にある。

知恵袋のような所で相談を書けば、見ず知らずの人親切にが答えてくれる。(親和性)

インターネットのコミュニケーションは、同じ趣味志向の人が集まる。

そうした場では、異なる価値観や考えを持つ人に対して排他性が生ずる。


例えばこの知恵袋の人でも、自分の意見に意を唱える人を工作員と呼び、排他性が出ている。


補足で「既にあなたの回答を 信じる人は 皆無な状態になっていますよ」と書かれているが、この人の質問履歴を見ると、そこに登場するのは自称被害者さんばかり。


つまり、同じ考えを持つ人だけが集まっている。

そこではサンプリングに偏りが生じる。


つまり、そのコミュニティーでの多数意見を全体の総意と誤認してしまっている。

一つのコミュニティーの多数意見が全体の多数意見であるとは限らない。

インターネットの多数意見が、国民の多数意見とも限らない。


インターネットの世界には必ずサンプリングの偏りが生じている。


この人が補足で「c_am_dm7_g7さん 毎回必死過ぎる否定工作ご苦労様です。既にあなたの回答を 信じる人は 皆無な状態になっていますよ 」と書いているが、信じていないのはこの人の周りに集まっている人だけで、全体からすると、この人が同じ自称被害者以外の人から相手にされていないだけ。


その同じ自称被害者さん達は、皆で間違った方向へ進んで行く。

これが集合的無知である。


恐らく彼等も、心のどこかで自分の間違いに気付いているだろう。

しかし、コミットメントの一貫性を保ち、今までの自分を無にしない為にも、頑なまでに自分の主張を変えようとはしない。


それはカルト宗教のマインドコントロールと全く同じ。


異なるのは、インターネットの中で、自ら探し、自ら陥ってしまう所である。

これを私は「インターネットマインドコントロール 」と呼んでいる。


これをPCウイルス的視点で見ると「精神感染型ウイルス」であり、それは「ヒト感染型ネットウイルス」の様相を呈している。


「自称被害者さん」とは「集団ストーカー型ネットウイルス」に感染した人とも言える。

その亜種に「ガスライティング型ネットウイルス」がある。



集団ストーカーやガスライティング妄想をウイルスとして見ると、彼等が増殖する理由も分かり易くなる。

そして似非右翼の呼びかけで行われるデモも、「デモ型ウイルス」である。








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