仕事用の予備のノートパソコンが異音がし始めた。
少し熱を持つと、ファンがこすれる音が「ガーガー」と壊れそうな音がし始めたので、安い中古品を探してみた。
中古PCのお店を3件回り、始めに目に付いたのが¥4980のノートPC。
スペックを見るとHDDが20G。
チョット使い物になりそうも無い。
考えてみたら、メインで使っているPCを予備に廻して、メインでスペックの高いPCを買っても良い訳だ。
今使っているのとPCはpemMだから、Core 2 duo狙いか?
しかし、Core 2 duoT2400搭載で1.83G、メモリは概ね700前後クラスで安くても2万円台後半・・・
HDDは40Gが標準と言った所か。
そんな中一際目に付いたPCが有った。
Core 2 duoT2500搭載2G、メモリは1.12G、HDD80Gで¥16000。
これは安い、しかもOSはXPが入ってる。
ナニナニ、訳あり?
そこでどんな訳有りか聞いてみた。
するとEnterキーにヒビが入っている・・・
ヨッシャ!買った!
ノートPCぶら下げてPCショップめぐりをしていると、キーボードが目に入って来た。
これは・・・・ヨッシャ買った!
こんなキーボードが欲しかった。
「光るキーボード」
キーボードの文字が光って浮かび上がる。
これで¥1400なら安い!
ついでにディスクトップPCの電源ユニットも容量の大きい物に交換してやれ!
と言う事で、600Wの電源ユニットも買ってしまった。
しかし、この電源ユニットは馬鹿には出来ない。
PCが不安定になる原因で意外と多いのが電源の容量不足。
PCを拡張すればそれだけ消費電力も上がるのだが、グラフィックカードやらメモリやら変えたり付けたり、外付け機器を色々増やしても、電源ユニットの容量まで上げる人は意外と少ない。
私もかつてはその一人だった。
ぱPCが不安定になったのをPCの故障だと思い込んで、八方手を尽くしたが一向に改善されす、PCショップの店員さんの助言で電源ユニットの容量を上げたら一発解決!
その他にも定期的にPCケースを開けて、CPUクーラーのほこりを取ってやらないと、ほこりが溜まって冷却効率が落ちていたりする。
Pen4等使っていたら、直ぐ高温になる。
以前お客さんのPCでもこんな事が有った。
例の如く、電磁波攻撃でPCをウンタラカンタラ・・・
ケースを開けて中を覗くとCPUクーラーのヒートシンクがほこりで埋まっていた。
そこで歯ブラシで隙間に溜まったほこりを取り除くとPCは安定。
メモリは時々接点の金属部分を消しゴムでコシコシしてやるし、ケース内に掃除機をかけたりもすると良い。
なので、ついでにメンテナンスもしてやろうとPCケースを開けると・・・
そこに黒猫が入りあそばそうと・・・
こら~PCの中に入るな!と黒猫様をPCから床に移動させたら、灰猫が新しいキーボードの上でおくつろぎあそばしてる。
キーボードの上に乗るな~と灰猫をどかそうとしていたら、黒猫が買ったばかりのノートPCの上で尻尾をプルプルさせ始めた。
ヤバイ!これはマーキングの予備動作・・・
慌てて黒猫のタマタマを握りながら抱かかえ、それはダ~メ!と言いながら膝の上でナデナデしてやると、珍しくおとなしく抱かれていた。
黒猫が抱かれているのを見た灰猫は、椅子の背もたれに飛び乗り、背後から私の脇の下に顔をうずめて来る。
う~ん、至福の時間。
こいつらの前の三毛猫は、買ってきたばかりの液晶モニターに飛び乗り、液晶モニターと共に落下し、未使用の液晶モニターを冥界送りにし、当時使っていたノートPCをシッコまみれにして使えなくして下さった。
とは言え、あれは猫に無断で液晶モニターを変えた私が悪かった。
ブラウン管モニターの上は、あいつのお気に入りの場所だった。
私がPCを使うと、いつもモニターの上でくつろいでいた。
そのつもりで飛び乗ったのだろう。
上から見るとこんな状態。
実はこいつに壊された液晶モニターは2台。
最初は新品、それをいきなり壊されたので、二台目は中古。
その2台目も、同じ運命を辿りそうになるも、途中で踏みとどまった。
モニターケーブルが短かったので、着地の衝撃が弱くモニターは無事。
しかし、PCのグラフィックカードが破損したが、何とか使えたので事無きを得た。
こいはパソコンの上が好きだった。
それはノートPCも同じ。
こんな寝顔されたら、どかせないじゃないか~!
しかし、このPCがこうなる。
お気付きだろうか、ノートPCの上に何故かキーボードが・・・
これはこいつがノートPCにシッコをかけてPCのキーボードが反応しなくなったので、外付けキーボードを繋いで
使っている。
すると猫のサイズにあわないのでDVDのコントローラーで猫のサイズに合わせているのだ。
こんな事もあるので、予備のPCは必ず必要なのだ・・・猫の為に・・・いや、猫対策と言うべきか。
こいつは数々の伝説をお作りになった。
こいつは我が家では「平和を訴える猫」と呼ばれている。
その理由は、こいつがPCに打った文字。
「ににににに荷に荷に・・・・平和・・・に荷に荷に・・にやんなななお」
「に」のど真ん中に何故か「平和」の文字が、しかも最後は猫語で終わっていた。
丁度その頃やってたドラマ「世界の中心で愛を叫ぶ」に因んで、「にの中心で平和を叫ぶ」猫と家族の中では呼ばれていた。
しかし、どうやって変換したのか謎。
この猫は今では猫神様となり、見えない姿で今の二匹の猫をご指導なさっている。
こいつの命日には黒猫と灰猫にもお墓に参拝もさせている。・・・強引に。
因みにこの猫は、変則多頭飼い。
犬と仲良しの猫だった。
この二匹とも今は守り神となって、見守っていてくれる。
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