正直な所収録されなくてホッとしている話題もある。


その代表が「新築がヤバイ」


内容は、建設中のマンションは色々な業者が出入りできるので盗聴器を仕掛け易い。



馬鹿言っちゃいけない!

それは素人考えだろう。


確かに傍目から見れば出来そうに思えるかもしれない。

夜にこっそり忍び込んで、配線の何処かに分からないように仕掛ければ出来る?


無理です!



そこで一つ写真を見せよう。


その前に、マンション工事の配線はどのようにして行うのか想像してみて欲しい。


恐らく、コードを電源コードをそのまま接続しているイメージを思い浮かべた人が大半だろう。


しかし、壁を張る前にはコードは通っておらず、チューブだけが通っている。




探偵が見た心の問題-配線1

このオレンジのチューブが配線を通すチューブだ。


この後、断熱、防湿、防音の為にコンクリート壁にウレタンが吹き付けられる。


するとこうなる。



探偵が見た心の問題-ウレタン


配線チューブはウレタンに埋まり、この上にプラスターボードが貼られ、そのプラスターボードに壁紙を貼って壁は出来る。


チューブが通っていればどの工程でも配線を通せるが、通せるだけでその途中に何か仕掛ける事はできない。


チューブ内(壁の中)が駄目なら、コンセントボックスやスイッチボックスに入れられるじゃないか?と思うかもしれない。


しかしそんな物を入れれば検査で引っかかってしまう。


検査と言うと、素人さんは完成時の検査しか思い浮かばないだろう。


しかし、建築の検査は半端じゃない。


まず社内検査、これはゼネコンが行う検査、そして消防検査、これは消防署が行う検査、そして設計検査、これは設計を手がけた設計事務所が行う検査、そしてデベロッパー検査があり、これが一番厳しい。

鏡を使って裏側など隅々までチェックされる。


少なくてもこれだけの検査が毎月繰り返される。


私が「新築がヤバイ」と言うネタが許せないのは、その言葉は汗水流しながら作った人への冒涜でしかないからだ。


収録されてもカットされていた話題に「掃除のオジちゃんやオバちゃんがヤバイ!」と言う物もあった。

はっきり言って「なめとるんか!」

私の娘もビルクリーニングの仕事をしている。


社員もいない朝6時から仕事をしている。

だからこそ徹底されている事がある。


机の上の物を引っ掛けて落ちそうになったり、落としたりしても、触ってはいけない。

もしそんな事をすれば、全て防犯カメラに映っていて不審行動に思われる。


だから、落とさないよう細心の注意を払って仕事をする。


こうしたネタは、そんな気配りをしながら、まじめに働いている人に対する冒涜でしかない。


そうしたネタを作る事は、自称被害者さんを扇動しているだけではないのか?




この話がカットされた事や、何やら話しているのにスポンサーのアナウンスで聞き取れなくなっている内容にTV局の良心を感じる。


まあ、それはそれで自称被害者さんの陰謀論に油を注ぐような事でもあるのだが・・・



因みに、私の話した「子供のかばんがヤバイ!」は事実である。

何故事実と断言できるかと言えば、それは私自身がやらせている事でもある。


イジメに対する調査と言うのは嘘ではない。

但し、少し意味合いが違う。


このブログでも度々書いている「録音調査」と言う物がそれである。



しかし録音調査はイジメの事実確認であり、この録音調査により「脳の補完」が明白になる。

そこから病の兆候を見出す事で、発病回避や早期治療が可能になっている。


記事も後半なので少しぶっちゃけ話をすると、実は私を含めた3人の業者は全て「盗聴バスターズの同門」である。


なので、話の手の内が分かる。


分かるからこその疑問もある。


盗聴バスターズのマニュアル通りと言うか、そのマニュアルの間違いに気付いていないのか?それとも気付いていてあえて言わないのか?


私の作っている盗聴発見開業マニュアルは、その盗聴バスターズのマニュアルがベースにはなっているが、間違いは全て訂正している。

ベースである盗聴バスターズのマニュアルが13ページだが、訂正や追加で43ページまで増えている。

しかも、空欄だらけの13ページに対して、ぎっしり行間を詰めた43ページ。


その盗聴バスターズのマニュアルの冒頭だけ公開しよう。



探偵が見た心の問題-テキスト


業者のする話はこのマニュアルの粋を出ていない。


因みに、収録できなかった私のネタには「電話に雑音が入るとヤバイは真っ赤なウソ!」と言うネタも用意していた。

これは「盗聴器が仕掛けてあると電話に雑音が出る」と言う、業者の定説を否定する内容だった。

その定説を生んだのも、盗聴バスターズのマニュアルである。


それを分かりやすく説明する為に、講習で使っている被覆を剥がした電話コードとワニグリップ式の電話盗聴器をポケットに用意していたのだが・・・


メインサイトではその実験映像 も公開している。


少し分かりにくいかもしれないので説明すると、雑音が出る理由は通話に使われる電力と、盗聴器に使われる電力が2分(並列配線)されて電圧低下を起こして雑音だ出るとされているのだが、この配線では盗聴器に供給される電力も電圧低下を起こす為、盗聴器から電波は発信されない。

盗聴するには2分化させない配線(直列配線)にしなくてはならず、この配線では電圧低下は起きないので雑音も出ない。


雑音の出る配線では盗聴器の電波は発信されず、盗聴するには雑音の出ない配線にするしかない。

つまり「電話に雑音が入ると盗聴の可能性」と言う話は嘘という事である。



収録されなかった他の人のネタには「SDカードがヤバイ!」と言う物もあった。

これは事実である。

しかし、ネタには「製造過程で入れられた物なのか、誰がウイルスを入れたのか、犯人は特定できない」とされていた。


しかし、その進入経路の一つはわかっている。


それは、検品会社。

かと言って、意図的に入れた訳ではない。


検品会社の社員のパソコンにウイルスが感染しており、そのパソコンから感染した物である事が確認されている。


つまり、国内生産や自社で検品を行っている商品であればそうした事態は起こり難いが、輸入販売で格安で売られている物には同じ様な危険性があると言う事でもある。


対処法は、この手のウイルスはデータを入れた時に発現して、入れたデータに感染するので、データを入れる前のブランクな状態の時にウイルスチェックをする事で対処できる。



矛の話をするなら盾の話もセットにして話さないと、不安を煽るだけになってしまうと思う。









集団ストーカー―盗聴発見業者が見た真実 (晋遊舎ブラック新書 1)/古牧 和都