ウォール街デモ のニュースを見た。
これから書く事は、自称被害者さんの妄想か!? と自分でツッコミをしたくなる様な内容だ。
その名も「インターネットマインドコントロール 」!
いかにも自称被害者さんっぽいネーミングだと、書いている私も思う。
最近こうしたデモのニュースを良く見かける。
リビアではカダフィー政権が倒れる発端にもなっている。
そのデモの波及に重要な役目を果たしているのが、インターネットである。
デモに参加した人は自分の意思で参加したと思っているだろうが、果たして本当に自分の意志で動いているのだろうか?
と言うのも、集団ストーカーを研究して分かった事 なのだが、一定の条件を満たしている人には「インターネットマインドコントロール」とも呼べる現象が起きる。
不安を持っている人が集団ストーカーのHPやブログを見る事で、集団ストーカー妄想に捕らわれるメカニズムや、振り込め詐欺にあった人が止めるのも聞かずに振り込もうとする行動のメカニズムと同じだ。
脳には「前頭極」なる所があり、ネットで不安を煽られる事で前頭極を働かされてしまうと、理性は失われて思考は不安要素の排除にしか働かなくなる。
但し、前頭極が働くには条件がある。
将来に不安を持ち脅威を感じている事、そして自分の安全を脅かす事に繋がるキーワードが必要になる。
こうした条件が揃うと前頭極は働いてしまう。
これがマインドコントロールで言う「思考停止」の原理でもある。
元々これは危険が迫っている時、考えてから動いたのでは手遅れになる。
そうした危険を避ける為に備わっている危険回避のメカニズムだ。
前頭極が働くと、前頭葉から理性を奪い、扁桃体(大脳辺縁系)主体の感情的な脳に一瞬にして変わってしまい、こうなると理屈は通用しない、と言うより理解出来なくなってしまったり、感情的に聞く事を拒否したりしてしまう。
前頭極を働かされなくするには、色々な類似経験を積むしかない。
しかし、ここが厄介で、インターネットの恐ろしい所でもある。
現実と妄想を区別する物は経験しかない。
インターネットで調べれば色々な情報を知る事が出来るのだが、経験のフィードバックを持たない知識は妄想と変わらない。
その為、経験の蓄積の無い情報は虚実の区別が付け難い。
マインドコントロールは、恐怖心を煽り、実の中に虚を織り交ぜて相手に信じ込ませる。
不安や脅威を持ち、経験のフィードバックの蓄積の無い者がインターネットで調べる事は、奇しくもマインドコントロールと同じ状況下にいる。
その為、そこに自分の安全を脅かすキーワードが含まれていれば、前頭極が働き、理性を奪われて、書いてある事を鵜呑みに信じ込み、相手の意図する思想を持ち、相手の望む行動をするようになってしまう。
それが、うつ病や統合失調症の様に、脳の「快」に対する反応が小さく「不快」に過敏に反応するような人であれば尚更の事である。
そしてマインドコントロールに重要な役目を果たす物に集団圧力がある。
これは、多くの人の中で自分だけが違う答えを言えば、自分の答えに自信が無くなり間違った答えに同調してしまう心理だ。
これを経済では「情報の非対称性」と言い、間違った答えを出してしまう事は「逆選択」と呼ばれている。
私は主にこちらの言葉を使っている
一人でネットしているのに集団圧力は掛からないと思えるのだが、実はそうではない。
インターネットのコミュニティーは親和性と排他性を併せ持ち、同系の人達だけが集まっている場である。
それはカルト集団の資質と同じである。
そこに条件を備えた人が興味本位で検索し、そうしたコミュニティーを訪れれば集団圧力(逆選択)の影響を強く受ける事になる。
これが現実世界なら、異論を唱える人と意見を交える機会が多いので、集団圧力は掛かり難い。
だからこそ集団ストーカーやガスライティングはネット限定なのである。
また、カルト宗教は異教や信者でない者を悪魔と呼んだりして排他的集団になるが、自称被害者さんも反論する人を工作員と呼び排他的集団と化す所もカルトと同じだ。
こうしたマインドコントロールの手法は、主にカルト宗教で使われているが、自称被害者さん達もネット上でカルト宗教と同じ原理、同じ勧誘形態で自称被害者を増やしているので、私は集団ストーカー教という言葉で揶揄する事もある。
この原理はネット右翼も同じだ。
また、デモの呼びかけの場合、参加者の数はその脅威に感じるキーワードを共有している者の数に比例することになる。
その為、リビアのように不安や脅威を共有している人が多ければ、国家転覆と言う事態にまで発展してしまう。
こうしたインターネットの具体的な危険性は、まだ誰も唱えていないかもしれないのでここで書いておく。
盗聴器・盗撮カメラ発見と防犯の情報ガード