先週バイト先で熱中症になりかけた。
その現場は、まだ鉄骨だけで屋根も無く日差しの照りつける現場だった。
そんな現場で仕事をしていたら、少し頭が痛くなり始めてきた。
コリャやばいと思い、水道で頭を冷やそうと思って、蛇口をひねったらお湯しか出て来ない。
5分待っても水にならない。
すると、鳶さんが一人走ってきて、隣のトイレでゲロゲロやってる。
その鳶さん、ゲロった後で水をかぶろうとしたのだが、まだお湯しか出ないと言ったら、情けなさそうな顔をして仕事に戻って行った。
私も諦めて仕事に戻った。
すると、今度は頭がフラフラして吐き気がし始めた。
こりゃ思いっきりまずい。
そこでペットボトルの水を買い、頭からかぶりながら少し休んでいたら楽になった。
しかし、少し仕事をしただけで頭がふらつく。
そこを何とか凌いでその日の仕事を終えた。
家に帰ってからは直ぐに水風呂に入り、体を冷やした。
そして早く寝た。
その翌日、寝起きは良かったが、今一食欲が湧かない。
とりあえずバナナを2本食べて仕事に出かけた。
この日の仕事は、ご指名を受けているマンション現場。
風通しも良く日差しも当らない。
仕事を始めると、昼前にはまたふらつき始め、昼休みは吐き気の為昼食も食べれずに車のエアコン効かせて寝ていた。
この日も騙し騙し仕事をするしかなかったのだが、13階で仕事をしていたら型枠大工のお兄さんに心配されてしまい、10時の休憩の時に13階から階段で降りる時に付き添ってくれた。
別の階での仕事では、鉄筋屋のおじちゃんに心配されて、皆から塩飴やらスポーツドリンクやら一杯貰ってしまった。
1階に降りると、今度は左官屋のおじちゃん達に、ここ涼しいからここで休めと、気遣って貰ってしまった。
皆さん心配してくれてありがとう。
体を治すには、食事と睡眠。
家に帰って、無理にでも食べる事にした。
中華料理屋に行き、ガーリックチャーハンと台湾ラーメンを食べ、20時には寝た。
すると翌日には元気回復。
元気に仕事をしていたら、心配してくれた人達も「今日は調子良さそうじゃん」と声を掛けてくれた。
ありがたい事だ。
今まで他の職人さん達が一人で困っている時には手を貸して来た。
これからも、誰かが困っている時には手を貸そう。
「情けは人の為ならず」を実感する一週間だった。
本業の方はと言えば、いつもの事ながら8月はすこぶる調子が悪い。
毎年、8月は調子が悪く、9月の中旬から増え始める。
まあ、意味不明の相談メールは結構来るが、何が言いたいのかさっぱり分からん。
相談メールなのに、相談らしき事は書かれておらず、思いついた言葉が羅列してあるだけの文章。
何が言いたいのか、何が聞きたいのか分からないので、返事も書けない。
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