今日明日名古屋で世界コスプレサミット が始まる。
毎年、コスプレサミットの開催中、大須や栄はレイヤーさん達で溢れかえる。
娘も、友達とコスプレするそうだ。
結構外人さんのレイヤーさんもいるのだが、かなりクオリティーが高い。
やっぱ、外人キャラを外人がやるとキマる。
しかし、時々意味不明のレイヤーさんもいるが、それも笑えて面白い。
今日は、栄でレッドカーペットに大須でコスプレバレードがあるし、SKE48も来るらしいが、SKE48もコスするのかな?
明日は、チャンピオンシップ、そして8日の月曜日は、犬山のお菓子の城で撮影会。
あのメルヘンチックな場所での撮影会は結構良いかも知れない。
今日は、宗春道中もあるらしい。
宗春を演じるのは、あの「河村たかし」市長だ。
まあ、徳川宗春は名古屋の大恩人で、将軍吉宗と張り合った事でも知られる有名人だし、豪華絢爛と言う意味では吉宗道中も良いのだが、私個人としては、知られざる明治維新の立役者「徳川慶勝」の方が好きだ。
大名であった為に、歴史から抹殺され、その偉大な功績を歴史の授業で学ぶ事はない。
もし、慶勝がいなければ、鳥羽伏見の戦いから江戸城無血開城までの間に、東海道や中仙道で戊辰戦争のような戦が各地で起きていたかもしれないし、薩長同盟が結ばれる前に長州藩は滅亡していたかもしれない。
徳川御三家筆頭の尾張藩の殿様だから出来た功績は、第一次長州征伐の総督となっても、日本人同士が戦っていては西欧に太刀打ちできないとの理由から、進軍を遅らせて水面下で西郷隆盛に平和交渉をさせ、長州の降伏と責任者の切腹で軍を引き上げて、長州を滅ぼさなかった。
もし、慶勝が本気で長州を攻めていたら、下関戦争でコテンパンにやられていた長州は一溜まりもなかっただろう。
そして、鳥羽伏見の戦い後、東海道、中仙道を守る全ての諸大名、寺院から旗本領に至るまで説得して誓約書を取り、、戦をする事無く官軍を江戸まで素通りさせたのは、慶勝である。
さらに、新政府の財政難に対し、名古屋城の金鯱まで提供している。
ここまでの事が出来たのは、慶勝が大名だったからこそなのだが、大名が活躍したら困るのは新政府。
しかも、明治維新に活躍した大名が徳川家であれば尚更である。
そして、慶勝は歴史から消えた。
明治維新で最も功績のある人物は、西郷隆盛でも木戸孝允でも坂本竜馬でもなく、徳川慶勝だと思う。
と言うか、功績の次元が違うと思う。
そして、慶勝は歴史から消えた。
明治維新で最も功績のある人物は、西郷隆盛でも木戸孝允でも坂本竜馬でもなく、徳川慶勝だと思う。
と言うか、功績の次元が違うと思う。
そして、悲劇もある。
明治維新に最も貢献した徳川慶勝、その実の弟が白虎隊で有名な会津藩藩主「松平容保」である。
慶勝のその後の人生も素晴らしい。
廃藩置県で職を失う藩士の為に、資材を投げ打ち北海道の八雲町で藩士に開拓をさせて職を与えた。
そして晩年は、華族なのに庶民の家に住み庶民として生活していた。