マンションにお住まいの自称被害者さん達が「天井から侵入される」とよく言う。
そんな事は実際には不可能なのだが、これも「知らない事」で、知らないから「怪しい」と思ってしまう。
しかし、天井をめくって見せる訳にも行かないので、建築途中の写真を撮ってきた。
天井から進入されると思う人は、天井に空間がある為、その空間が隣などにつながっていると思い、そこから進入してくると思い込んでいる。
しかし、天井裏は何処にもつながっていない。
この写真は、部屋の間仕切りもキッチンも風呂も何も無い状態の時の写真である。
左の壁の向こうが、お隣さんになる。
鉄筋コンクリートの梁と壁で完全に塞がれている。
右下の窪んだ所が水周り、つまりキッチンや洗面所、そして浴室になり、窪んでいない所が各室とリビングになる訳だが、窪みからの厚みだけで、これだけの厚みのコンクリートがある。
玄関になる所の写真がこれだ。
玄関や窓以外に、進入口など何処にもない。
これは分譲マンションなのだが、このコンクリートに断熱・防音の為に20㎜ほどの厚さでウレタンが吹き付けられる。
しかも部屋全体にである
こうした加工が施されているマンションで「上の階や、隣から声が聞こえる」と言う事は、とても考えにくい事なのだ。
ましてや、上の階の人が穴を開けて監視している等有り得ないのだ。
集団ストーカー―盗聴発見業者が見た真実 (晋遊舎ブラック新書 1)/古牧 和都