毎日飽きもせずにアフェリエイトの宣伝活動ご苦労様だよな。
昔、私も試した事はある。
月に、8千円程度は稼げたが、馬鹿らしいので止めた。
アフェリエイト等と言う物は、ブログやHPを作れば良いと言う物ではない。
アクセス数が上がらなければ効果は出ない。
その効果の出るアクセス数は1000や2000程度では然程収益は出ない。
アクセスを上げる為に費やす時間の機会費用を考えると、アクセスアップに費やしていた時間は1日平均4時間、機会費用は1時間当たり67円である。
電気代等の経費を考えるともっと低くなる。
その時間に別の事をしていた方が得である。
アフェリってのは、支払金が5000円以上にならないと支払われなかったり、振り込み手数料も引かれたり。
なかなか5000円まで到達しない。
そして儲からないと言って辞める。
それまでに受け取れる広告費が3000円程度溜まっていても受け取れない。
つまり丸損。
アフェリエイトを行っている広告会社は、クライアントから貰う広告費はそのまま受け取り、規定額以下のアフェリエイターにはお金は払わない。
そして大半のアフェリエイターが規定以下。
一度は受け取っても、次に溜まるのは数ヵ月後。
広告会社としては、売れるアフェリエイターより、売れないアフェリエイターを沢山集めたほうが得。
例えば、一つ売れて500円の報酬があるとする。
月に10個売れれば毎月5000円になるから、何とかなると思ってアフェリエイターが扱う。
しかし、月に10個売る事の難しさを知らない。
現実的には、一月に1個売れれば良い方だ。
5000円までは遠い道のりで、そのうち諦める。
しかし、月に1個しか売れないアフェリエイターを沢山集めれば、沢山売れる事になる。
これをテールエンドと言う。
売れる商品と売れない商品、店に全てを置くと場所を取ってしまうので、売れない物は店には置かない。
月に100個売れる物は置き、月に1個しか売れない物は置かないようにすれば、効率が言い様に思える。
しかし、売れ筋商品と言う物は、全体の中の数%しかなく、大半の物は売れない商品なのだ。
少ない売れ筋商品に比べ、売れない商品は裾野が広がっている。
その裾野全体を見れは、全ての売れ筋商品を合わせた規模に匹敵する。
その広がった裾野を尻尾に見立ててテールエンドという。
月に1個売れるか売れないかのアフェリエイターもそのテールエンド。
アフェリエイトの広告に使う時間を新聞配達でもしていた方が、よほど機会費用は高くなる。
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