バイトでリハビリは、色々な業種を経験すると言う意味もある。


色々な職業を体験し、自分に有った仕事を探す。

仕事を選ぶ時に、給料で選べば病気が再発し易い。


自分がどんな仕事に有っているのか?それは自分を知ると言う事でもある。

間違えやすいのは、好きな事と得意な事は違う。

得意な事が好きな事とは限らない。


得意な事でも好きでない事はストレスが溜まる。

好きな事は苦労してもストレスは溜まり難い。


仕事をしてストレスが溜まるのは、その仕事が好きでは無いから。

特に男の場合、仕事は一生付き合う物。


好きでも無い仕事をして病気になるより、給料は二の次で好きな仕事を楽しんでやる方が良い。


例え遠回りをしても、色々な業種を体験して、知らなかった世界を覗いてみるのも良い。

自分が敬遠していた仕事も一度はやってみると良い。


何事も外から見ているだけでは分からない。

憧れていた仕事に就いて見たら幻滅する事も有れば、敬遠していた仕事が妙に肌にあったりする事もある。

色々な色号を体験する事で、自分の中の固定観念を作り変えた方が良い。


例えば、ゼネコンで働いていたのなら、孫請けや曾孫受けの会社で働いてみたり、立場や目線の違う所で働いてみる事だ。


ゼネコンで働いていた時には気にもしなかった事が、孫請けの会社では死活問題だったり、その事を軽い気持ちで言っていた自分が見えたりする。

それが理屈の理解と体験の理解の差。


バイトと言う立場で色々な会社で色々な失敗をする事だ。

どんな仕事でも「リカバリ」がある。

自分が失敗すれば、上司などの経験者が、小言を言いながらでもリカバリをする。

そのリカバリを色々な業種で色々な方法を学ぶ事だ。


自分が定職に就いた時、この経験が生きて来る。

何かの決断を迫られた時、こうした経験知を積んでいれば、決断が間違っていてもリカバリ出来れば怖くない。

決断をする前にリカバリできる状況を作ってから決断も出来る。

それには、色々なリカバリ方法を知っていなければ出来ない。


ウイニングショットを決めるには、アプローチショットが重要なのだ。


経験も無く、決断を迫られれば先が見えない恐怖に駆られて身動きが出来なくなってしまう。

そこで無理強いされれば強烈なストレスになる。


経験知は応用が利く。

ウイニングショットの話はテニスやゴルフだが、柔道の極意も同じで「崩し」にある。

投げる前に、投られるる状態にするのが崩し、崩し無くして人は投げられない。


つまり、他業種の経験でも応用すれば自分の業種のリカバリに使えると言う事だ。

そして、理屈だけのリカバリは上手く行かない。



そうした経験を経て、自分の続けて行く仕事を決めた方が良い。





集団ストーカー―盗聴発見業者が見た真実 (晋遊舎ブラック新書 1)/古牧 和都