先日、姉に面白いブログを読ませてもらった。


「月でペンを宇宙飛行士が落としたらどうなるのか?」と言う質問をしたら、「そのまま浮いている」と答えたり「くるくる回っている」と答えたり「飛んでいく」と答える人が多かったと言う事が書いてあった。

それは、小学生ではなく大学生に対する質問の話だ。


そう答えた人に、「アポロで月に言った宇宙飛行士が立っていられるのは何故」と言う質問をしたら、「重い靴を履いていたから」と答えた人がいたそうな。


ちょっと眉唾だったので、娘に同じ質問をしてみた。

すると「ペンは浮いている」と答えた。・・・・・・・・・嘆かわしい。


馬鹿で済ませては面白くないので、色々と質問をて分析してみて分かった。


娘は、重力の事は理解していた。



娘の答えはとても興味深い。

月で宇宙飛行士がペンを落とすとどうなるのか?→浮いている

宇宙飛行士は何故、月に立っていられるのか?→重力があるから

では何故、ペンは浮いていると答えたのか→????「あ!」


まあ、宇宙飛行士が重い靴を履いていると答えなかっただけましか。


娘はどうやら、理解に別々のイメージが使われてるようだ。

TVなどで見る月面活動は宇宙飛行士が月に立っているが、ペンなどを落とす映像は滅多にお目にかかれない。

しかしスペースシャトルの映像で、無重力の空間でペンが浮いている映像や、くるくる回している映像は頻繁に見かける。

「月で宇宙飛行士がペンを落とす」と言う、同一の場所の事象に「月での宇宙飛行士」のイメージと「スペースシャトル」での無重力のイメージと言う別々のイメージを用いている。

宇宙飛行士が月に立って言いられるのは、重力と答えたのは、月に立っている映像のイメージと重力の知識が合致した結果、それが重力と理解しているのだろう。


ペンを落とすと言う行為は、イメージに無かった為、そこに重力と言う概念を当てはめる事が出来ず、イメージが優先された結果なのだろう。


これは、理屈や理論を知っていても該当する体験が無ければ応用出来ない事を示していると考えられる。


娘は指を組んだ時、左手の親指が上に来る右脳タイプ。

感性は高いが理論に弱い。

あの答えは直感やイメージ重視と言った所か。

お互い暇な時は左脳のトレーニングをさせているが、まだまだだね。


ちなみに私も左の親指が上に来る。

元々左利きだったが矯正されて右利きに変った。

それでも、大学の頃までは大半の物は右に変っていたが、ハサミだけは左だった。






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