民主党が政権を取って、民主党の打ち出す政策に賛否両論が有って面白い。
高速道路を無料化すれば交通渋滞が起きるとか、排出ガスが増え環境悪化に繋がるとか・・・
しかし、物価に於ける搬送コストは結構大きく、高速道路を無料化すれば運送コストは下がる。
高速道路が無料化すれば、一般道から高速道路への利用者が増え、一般道の渋滞が緩和される。
すると、渋滞中に輩出される排出ガスが下がるし、高速道路を使った方が燃費が良いから環境に良い。
どちらも正論だろう。
ならば、合体させれば良いのでは?
現在の週末1000円と言う発想を逆転させれば良いと思う?
週末だけの有料化。
流通の大半はウィークデー、行楽ラッシュは週末や祝日。
ならば、渋滞軽減の為に週末だけ有料化して平日は無料化すれば良いと思う。
そうすれば、経済効果と渋滞緩和と、環境への配慮と、ETC装置の無駄も、解消できると思うのだが。
加えて、ガソリンの暫定税率や軽油税の廃止。
今、バイオ燃料と言う物がある。
昔、土木建築の業界にいた頃、重機の燃料を少しでも安くする為に交渉した物だ。
その違法の裏技に、「漁船の軽油を使う」「灯油やA重油を混ぜる」と言う物が有った。
しかしこれは違法で、軽油取引税に対する脱税として見つかれば捕まる。
重機は軽油で動くのだが、その軽油に混ぜ物をして使えば脱税に当たるとされていた・・・灯油やA重油の添加は脱税になるのに、バイオ燃料の添加は脱税にならないのか?
そんな税金なくしてしまえば、そうした問題も無くなる。
高速代と燃料費が安くなれば、流通コストが下がり、物価も下がるだろう。
今の日本、コストが高すぎる。
高すぎるコストが世界での商品の競争力を低下させている。
少しでも競争力を復活させるには、物流コストの削減は有効だろう。
経済を再生しなければ、雇用は増えない。
国として経済を再生させるには、物価を押し上げている税金を廃止するか安くする事だろう。
経済が再生すれば税収も上がるし、雇用対策などの対策費も少なくなる。
さあどうなる事やら・・・・