自律神経失調症は、主にストレスによって起きる病気だが、思わぬ所から発病する場合もある。


その一つに度の合っていないメガネやコンタクトによっても起きる。

自分に合っていない度の強いメガネやコンタクトを使用していると、水晶体をコントロールする神経が疲労し、そこから自律神経失調症になる。


また、昼夜の逆転した生活を送っていたりしても起きる。

夜中にネットにかじりついているような人は起こりやすい。


効き過ぎたエアコンでも発症する事もある。


自律神経失調症は精神的ストレスばかりに目が行きがちだが、神経に対するストレスでも発症する。

精神と言っても精神は脳神経からなる訳で、体全体の神経と繋がっている。


スキャナーで読み込み中に、スキャナーのコードを抜き差しすれば、パソコンにエラーが出るのと同じだろう。


ポータブルレコーダーでも時々出るクレームにも同じような物がある。

ポータブルレコーダーで録画中に、記憶媒体のSDカードやCFカードを抜き差しして、ポータブルレコーダーが全く作動しなくなる。

一旦スイッチを切り、再スタートすれば問題なく使える。



本体に異常が無くても、端末等で異状が出れば本体も異常が出るのだ。

これと同じだ。


その時の対応もとても似ている。

原因が分かれば、使い方を改めれば良いのだが、自分で原因が分からないと不良品と思い込む。

そしてクレームを付けて来るのだが、原因が分かり説明しすると「言いくるめられる」と思い込み、聞く耳を持たない人もいる。

それは、自分の使い方が原因なのに、他に原因を求める行為で、自称被害者と同じ行動だ。


世の中には、振り上げた拳を降ろせない人がいる。

振り上げた拳を降ろせないと、理屈ではなく意地や負けたくない気持だけで、自分勝手な理屈を展開する。

決して自分の非が認められない人だ。


自律神経失調症も同じような物。

エアコンのかけ過ぎや夜更かし、そんな自分の行動が原因で自律神経失調症になった時、その原因を自分ではなく他の物に求め、電磁波攻撃などと言う荒唐無稽な物を持ち出す。

振り上げた拳を降ろせない人と同じ展開で妄想が進んでいく。


ポータブルレコーダーも、間違った使い方をしていればやがて本体も壊れる。

自分を省みる事さえ出来れば、苦しまずに済むのだが、自分を省みる事が出来ずやがて脳が壊れる。


実に良く似ている。




集団ストーカー―盗聴発見業者が見た真実 (晋遊舎ブラック新書 1)/古牧 和都