自称被害者系の人から盗聴発見の依頼の電話が入った。
そこでどんな調査をするのか等色々聞かれた。
色々と説明をし、そしてお願いしたいと言う話になったのだが、調査料の話をしたら急に怒り出し「お前の所は金を取るのか!」と言い出した。
当たり前だろう、商売でやっているのだから・・・
この「お金を取るのか!」と言われたのは、これで二度目。
自称被害者系の人は、こうした傾向が強い。
その他の例では、フリーダイヤル。
以前はフリーダイヤルにしていたが、あまりにも高額の電話料が発生するため止めた。
夜中に北海道や九州等の遠方から、フリーダイヤルで相談してくる。
しかも同じ話を繰返して平均2時間以上引っ張る。
しかも夜中の2時3時、当時は事務所と自宅が別の為、ボイスワープで転送していた。
つまりこちらとしては、二重で高額な電話料金が発生する。
相談専用番号として、携帯電話の番号を書いていても、フリーダイヤルでかけてくる。
そして、フリーダイヤルを止めた。
するとクレームの電話が入る。
「そうしてフリーダイヤルを止めたのですか、お金が掛かるじゃないですか!」
調査に行って、集金の時に「もうすぐバイトが決まるので、その給料で払います」なんて奴もいた。
「料金は犯人から取ってください」なんて奴もいた。
電波も何も無く、「盗聴器は有りません」と言うと、「犯人から金を貰っているんだろう」と言って支払いを拒む奴もいた。
そうした感覚が異常なのだ。
「監視妄想の発生メカニズム 」で書いた実験そのままの人ばかりだ。
あの実験は、社会性の基礎の実験で、あの実験からもこうした人達には社会性の基礎が備わっていない事が分かる。
「与える」と「巻き上げる(奪う)」実験の「与える」とは、金銭とか物品だけでは無い。
感謝の意、労いの言葉、そうした物も「与える」になる。
ネットの中の自称被害者に親身になって治療を薦めたりすると、すぐに犯人扱い。
ネット上で、善意で言っている人を犯人扱いする行為は、相手の尊厳を奪う行為に等しい。
それが病気の出発点だ。
集団ストーカー―盗聴発見業者が見た真実 (晋遊舎ブラック新書 1)/古牧 和都