先日、以前不動産用のHPを作ったオジサンから、携帯用のHPを作って欲しいと打診してきた。
私としては、もうこのオジサンとは係り合いたくは無い。
仕事にインターネットを活用しようとするのは良いのだが、あまりにもパソコン全般に於いて無知。
無知が故に、人を疑う。
このオジサンとの出会いは、インターネットやパソコンの事を教えてやってくれと知人に頼まれて紹介された事が始まり。
最初に会ったとき、自分がパソコンの事を沢山知っている事を自慢していた。
そして、沢山業務にも使っていると・・・・
しかし、漢字2文字入力するのに、かな入力で数分掛かる。
サーバーと自分のパソコンの関係が分からない、半角文字と全角文字の違いも理解していない。
システムを導入しても、練習しているだけで使っていない・・・(2年)
教えようとしても、知ったかぶりするので教えられない。
そんな難関を乗り越えて、ホームページを立ち上げたのだが、知人の紹介と言う事で1ページ2000円で作ってやった。
写真加工費も、間取り制作費も全てサービスで作った。
その時に、携帯用のHPも作っていた。
CGIも設置し、空室状況も自分で入力出来るようにもしたのだが、一度も使っていない。
いや、何度教えても覚わらないので使えなかった。
入力と言っても、このおじさんに難しい作業は無理だと思い、不動産専用のCGIを使わず、パスワード制の掲示板を使ったのだが、掲示板に書き込む事が出来なかった。
そのオジサンは、使えない物を作った事に不信感を抱き、その後WEBデザイナーを使ってHPを作り変えた。
その時に、携帯用のHPも全て消してしまった。
当然、名刺に書かれているURLに接続しても繋がらなくなる。
しかしそのオジサン、何故繋がらないのか理解出来ない。
PC用のURLも携帯用のURLも同じだと思っていたらしい。
そのWEBデザイナーは携帯用のHPは作れないらしい。
とりあえず見積もりを出す事になったのだが、ページ数を計算すると90ページに及ぶ。
その事を告げると、ページ数の多さに驚いていた。
1ページに全部乗せたかったらしい。
1ページに、全ての物件の間取り図から写真全部乗せたらどれだけの容量になるのか理解していない。
まあ、実際に作っても容量オーバーで途中までしか表示されない携帯の方が多くなるだろう。
しかもそのパケ代は閲覧者持ち。
今までのパターンからすると、実際に作って容量オーバーで表示されなかったら、作り方が悪いと思われるだろうし、容量オーバーの事を話しても理解してくれなかったし、このオジサンと話をすると疲れる。
このオジサン、もっと疲れる事がある。
それが、顧客の横取り。
まず、出入りの業者に客を紹介させ、その客を他の同業者に紹介してしまうから、誰も相手をしなくなる。
このオジサンと付き合いがあると言うだけで、不動産関係の業界で相手にされなくなる。
困った人だ。