私が、商用でやっている別のブログがある。
そこでも、著書のアフェリエイトは載せてある。
そこに、自称集団ストーカー被害者のコメントが書かれていた。
その感想を一言で言えば「世間知らず」である。
単なる感想でしかないのだが「学校の勉強だけで社会の事を何も知らない人と」言う印象が強い。
転載すると、元々長文が多いのが更に長くなってしまうのでリンクしておく 。
この人、警察、とか探偵とか言っているが、警察や探偵の何を知っていると言うのだろう?
私は実際の探偵業をしているから、業界の事は知っている。
警察には、友人もいる。
こうやって書くと、あの手の人はすぐに癒着だ犯人だと騒ぐが、高校や大学の友人で警察官になった人はいないのだろうか?
まあ今の学校は少人数クラスだから、それだけ友人も少ないのだろうが、私の時代は約50人のクラスが10クラス以上あった。
高校3年間だけでも単純計算でも150人のクラスメートが出来る。
それに、クラブ活動やサークル活動の友人達を入れると更に増える。
その友人達が色々な仕事に就いている。
その中に警察官がいても不思議ではないし、そうした友人が小学時代、中学時代、高校時代、大学時代にそれぞれ存在しているし、
私自身、警察官採用試験も受けている。
暴力団に関しても同じだ。
旧友の中には組員になった奴もいれば、組長を張っている奴もいるが、同窓会で合っても別にヤクザとして見ないし、昔のままの付き合いをしている。
今までの相談者の中にも元ヤクザの人もいるし、それなりに付き合いもしている。
外人の友人も結構いるから、彼らの日本での社会や、母国の事も耳に入ってくる。
学生時代のクラスメイトとの間に友人関係を築いていれば、色々な職業の情報が入ってくる物だし、色々な業界にいる友人から色々な業界の現状が耳に入ってくる。
そして、実際の自称集団ストーカー被害者を山ほど見て来たし、精神疾患の患者さんも山ほど見て来て、彼らの実情も知っている。
そして、キッパリ言い切れる事は、彼らには友人と呼べる存在が極端に少ないと言う事だ。
だから、知らない世界が多く、知らない世界に疑心暗鬼 になる。
パソコン関係も、自作でパソコンも作るし、自分でネットワークも組む、自分でHPも作ればブログもやっている。
BASICプログラムは25年前に覚えた(もう忘れているけど)し、メール盗聴やハッキングの手口も職業柄一通りは知っている。
それらは、別に覚えたくて覚えた訳ではない。
今でこそパソコンは安くなったが、1999年に始めて自分のパソコンを買った頃はかなり高かった。
パソコンを買ったは良いが、半年もすれば低スペックになってしまい、ソフトの要求するスペックに追いつかなくなってしまう。
何度も買い換える金も無いから、自分で作ってCPUやメモリを交換してスペックを上げれば安く済む。
パソコンが増えるとネットワークを組まないと使い難いので、ネットワーク構築の本を買って勉強した。
25年前のパソコンは、自分でプログラムを組まなければ動かなかったから、職場でBASICを覚えた。
盗聴発見と言う仕事をしていると、メール盗聴の質問が増えるから書物を買って読みあさったし、ハッキングにしても客からの質問が多かったので同じ様に書物で覚えた。
多分それが良かったのだろう。
今は、何でもかんでもネットで検索するが、しかしネットにはガセが多い。
書籍にしても、そのネットのガセを元に作られている物さえある。
あの頃はネットで調べても、たいした情報も無く、書籍で売られている書物の大半が専門家の書いた専門書が多かった。
最初は本も買わずに自分でやって、どうしても分からない事が書いてある書物を探し、書いてある事を自分で実践して覚えて行った。
気が付けば、取引先の会社のネットワークを組んだり、ホームページ製作から、パソコントラブルの対処まで任されるようになっていた。
その経験を基に、ネットワークカメラの施工も自分で出来る様になり、仕事の幅が広がった。
かと言って、自分がプロだなんて思っちゃいない。
まだまだ知らない事も沢山ある。
パソコン関係の事を任してくれる取引先の会社で、分からない事があれば「分かりません」とはっきり言う。
でも、分からない事は調べる時間を貰って何とかする。
その積み重ねが経験と言う得がたい財産になる。
自称被害者に接して分かる事は、彼等は知識があっても経験が無い。
確かに、色々な事を知ってはいるが、知識は持っていてもそれを実践した事がほとんど無い。
自分で実践しなければ、事の真偽など分かるはずも無い。
そしてこれも疑心暗鬼の原因になってしまう。
多分、私とは生き方が違うのだろう。
私は二十歳の時、親との喧嘩で家を出て一人暮らしを始めた。
恥かしい話しだが、初めて自分で借りた四畳半の部屋で一人で立てた誓いのような祈り。
「我に七難八苦を与え給え」
今考えれば赤面するような青臭い事を言っていたと思うのだが、その精神は今でも守り抜いている。
楽な道と困難な道があったら、困難な道を選ぼう!逃げたくなる時ほど立ち向かえ!
神様って奴は、そんな願い事だけは叶えてくれる。
大学の時に空き巣に入られて一文無しになった時も、木の根っ子をしゃぶって過ごした事もあるし、瓶を集めで金を捻出した事もある。
その気になれば何とか生きて行ける。
少しは名の知れた会社の管理職も経験したし、トップハントでの転職も経験したし、100万以上稼いでいた事もある。
その反面、サラ金の取立ても経験したし、自己破産も経験した。
取り込み詐欺にも遭ったし、友人の支払いを肩代わりした事もあったし、取引先に夜逃げをされて貯蓄は無くなり再び借金を背負う羽目にもなった。
電気やガス水道も止められた事も経験しているし、家賃が払えなくて追い出された事も有る。
何度も成功と失敗を繰り返して今がある。
交通事故も、ぶつけて、ぶつけられて被害者も加害者も経験した。
詐欺と分かっていても、「どうやって騙すのか?」が知りたくて、知識への投資と思って金を払って騙された事もあるし、マルチ商法にてを出した奴を説得してやめさせた事もある。
それらの経験で得た知識が、ワンクリック詐欺や振り込め詐欺の相談を受けていた時に、絶対の自信となって多くの人の助けにもなった。
相談を受けたリンク先に平気でアクセスして、登録されて、請求が来ても何も動じる事も無い。
乗り込んで切ると脅されても、絶対に来る事は無いと分かっているし、サラ金の取り立ても経験して、あしらい方も心得ている。
自己破産した時に、裁判も経験してどういう物かも知っている。
そんな体験を積み重ねていると、ワンクリック詐欺の連中に乗り込んで来ると脅されるとワクワクしてしまうし、
ワンクリック詐欺の連中や振り込め詐欺の連中が、法的手段を取ると言って来れば、裁判の展開を考えると、これまたワクワクしてしまう。
そう言う私の話を聞いて「そんなに心が強くなれない」と言う人も何人もいたが、別に心が強いとは思っていない。
心が強いのではなくて、何も隠さない、恥も隠さない、無い物は無い、見栄を張ることもしなければ虚勢も張らない、ただそれだけ。
常に、ありのままの自分でいる事。
自分の弱さをさらけ出していれば、それは弱みにはならない。
弱さを隠そうとする所に弱みが出来る。
ありのままの自分をさらけ出していれば、隠す必要も無くなる。
プライドを守ろうとすればプライドは傷付いて行くが、プライドを捨てればプライドは守られる。
あのコメントをした人も、文面から伺える事は高学歴の人が社会に出て、そんなプライドが何の意味も無い事が認められずに、御託を並べているようにしか見えない。
集団ストーカー―盗聴発見業者が見た真実 (晋遊舎ブラック新書 1)/古牧 和都