楳図かずおさんの「まことちゃんハウス」の裁判だが、恐らく何もしなければ回避できたと思う。
波の理論で言えば、建築差止請求が却下された時に勝利宣言などしなければ増加干渉は起こらなかったと考えられるが、勝利宣言をしてしまった為に相手に増加干渉が起きてしまったと考えられる。
しかし、聞き及ぶ範囲の情報で判断すると、原告は躁鬱系の人のように思われる。
人間どうしても「やられたらやり返す」的な部分があり、一言言わなければ気が済まない部分が有るのだが、躁鬱系の人を相手にした時は、相手をしない事が基本だ。
「増加干渉」を起こさない為には、山波に対して谷波を発して相殺干渉にするか、自分から波を返さない事だ。
楳図さんの場合、相殺干渉とは相手の言い分を聞き入れる事になる為、波を返さない事になると思われる。
相手をしなければ、自分から発する波は無く、跳ね返ってくる波だけになるのでし、ばらくすればその波は消える。
今の世の中、何処にどんな人がいるか分からない。
その時のためにも、人の心を「波」に置き換えて考えて見るとよい。
しかし、報道ももう少し考えて欲しい物だ。
「住民が」とか「地域住民」などと言う言葉を使うと、地域全体の反対と言うイメージを持ってしまうのだが、差止請求の時は近隣住民と言っても確か二人だったと思うのだが・・・