この母親の映像があまり良い物が無かったが、逮捕されてからは顔をズームアップした画像があったので解析して見た。
顔がズームアップされていても、スローでの放映だったので、最初は分からなかったが、1.5倍速や2倍速で再生して見たら、出棺の時の映像を見ると「目の左右の細かな動き」をしている。
これと犯行理由の「難病を抱えて」とか「衝動的に殺してしまった」と言う供述と併せて考えれば、衝動的に殺してしまったと言う事にも合致する。
その病気がどの様な病気かは伝えられていないが、恐らく難病と言うのは「鬱系の病気に伴う自律神経系」の症状であったと推測されるのだが、自称集団ストーカー被害者が自律神経症状を電波攻撃と考えるのと同じように、自律神経症状を難病と考えていたのかもしれない。
母親がこう言った病気の場合、子供に危害が及ぶ可能性が高くなる。
こうした病気の難しい所は、病気と言う物に気付かない所で、親兄弟でも病気だと思わないケースの方がほとんどで、治療を受けているケースの方が少ないのが現状だろう。
ニュースでは母親の不可解な行動等と言われているが、それは普通の人にとって不可解と言う事で「鬱系の人」と言う観点から見れば、別に不可解でもなんでもない。
例えば、そうした病気を知らない人なら、GPSを使う時の手の振るえを「狼狽」と思うだろうが、それすらも自律神経症状の一つで、心に強い負荷が掛かっている時に起きる。
また、心に負荷のかかる所には近付けなくなると言うより、逃げ出したくなり近付くだけで動悸等が起こり身体的に拒否反応が起きる。
その為、そう言った場所から遠ざかろうとする行動を取る。
葬儀の時の映像も、化粧っ気が無く髪もバサバサなのだが、鬱を知らなければ「放心状態」と思うだろうが、それも鬱の症状の一つでもある。
女性の場合、鬱になると化粧をしなくなったり、料理を作る事も大変になる。
殺してしまった子供は、恐らく発達障害か学習障害等の障害を持っていたと思われるのだが、そこには介護疲れで親を殺してしまう介護殺人と同じ心の図式がある。
それが「理不尽な行動への苛立ち」。
ここで言う「理不尽」とは養育者や介護者が「理不尽と感じる」と言う意味だ。
その理不尽が鬱を発祥させる事になる。
あまり関係の無い話かもしれないが、この事件のニュースをはじめて見た時、「小1児童殺害のニュースを見て 」では書いていなかったが、もう一つ気になっていた事がある。
それが弘輝君の写真だ。
この写真は、顔の半分の表情が違う。
同じような写真に、刺青女性殺人の被害者である佐藤梢さんの写真がある。
そして、同じような顔の映像に病後の「田中角栄」がある。
田中角栄は確か顔面神経だったと記憶していて、あの手の顔写真を見ると「顔面神経?」と思ってしまう癖がある。