こんなブログ?がある。

http://d.hatena.ne.jp/shuusuto_koukaZERO/


いや、批判をするつもりは無い。

自由な発言の場としてのブログでもある訳だし、自分の思った事や感じた事を書けば良いとは思うのだが・・・


いや、何と言うか、最初から間違っている。


最初に「LRAD」が出てくるのだが、確かにLRADは非殺傷音波兵器ではある。

それは置くとして、この人の「音」に対する認識が間違っている。


人に影響を及ぼす物は、周波数ではなく音圧だ。

例えば、防犯ブザーで120db等と表記してあるのは「音圧」である。


どんなに高い周波数でも、どんなに低い周波数でも音圧が無ければ何の影響も無い。


周波数が波の長さで、音圧とは波の高さであり、音は空気中を伝わる縦波だ。


人体に影響を及ぼすほどの波の高さがどれほどの物かが分かれば、超低周波などと言う発想は無意味だと気付くと思うのだが・・・

早い話、頭の上を飛び越えて何の影響も出ないと言う事だ。

15hzと言う周波数ならば、音のスピードを340m/sとした場合、影響が出る場所は約22m毎にしかない。

だからこそ超低周波被害は「極まれなケース」である訳だし、狙って出来る様な物でもない。

狙って出来る物でもないと言う事も、こういう人には説明がいるだろう。

先の音のスピードは15°の空気中のスピードで、温度によってスピードが変わる。

そして、その温度も地表と上空では温度が違う。

そこには音の屈折現象も起きるので、何処に影響が出るのか予測は出来ない訳だ。


LRADは音圧を利用した物で、可聴域を使うから効果があるのだが・・・





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