豪雨の事を書いたら、豪雨が来た。
東海豪雨に匹敵する豪雨だった。
家の前の道路は冠水し、車が通り過ぎる度に波が家の中まで押し寄せてきた。
しかし「備えあれば憂いなし」
東海豪雨を経験してから、防災用品も取り扱うようにしていた。
その時に仕入れて、全く売れなかった商品が「ラピッドワップ」と言う商品。
早い話が、水で膨らむ土嚢だが、まさかこの売れ残りの商品が役に立つとは・・・
早速その土嚢を水に濡らして膨らませ、玄関口に積んだ。
効果は抜群!
家の中まで侵入しようとする波を全て跳ね返し、全く被害は無かった。
この土嚢は結構優れ物で、乾かせば何度でも使える。
近くのコンビニや吉野家は店内まで泥が侵入し、店員さんが掻き出していた。
問題は、契約している月極駐車場で、立体駐車場の為車は無事なのだが、水が動力室に浸水した為、一週間は車の出し入れが出来なくなってしまった。
まあ車に被害が無かった事を喜ぶべきだろう。
しかし、土嚢を積んで被害が出ないとなると人間余裕が出る物で、ビデオカメラを持って冠水を撮影したり、豪雨の中でも水の中走り回ったりして遊んでしまった。
水は最深部では私の膝まで達していた。
そこを通りかかる車はエンストし、エンストした車を道の横まで押して、道路を通れるようにしたりしてたらずぶ濡れになってしまった。
心配だったのが、外出中の猫だった。
雨が強くなる前に外出したのだが、雨が強くなった為に戻れなくなっていたみたいだ。
雨が小降りになった時に、屋上から猫の名前を呼んだら、速攻で帰ってきた。
ずぶ濡れになっているかと思ったのだが、ほとんど濡れていなかった。
ニュースを見ると、結構被害が出ていた。
気の毒なのは岡崎の人達だ。
東海豪雨の時は私は大工もしていたので、復旧仕事もした経験がある。
その経験から、床上浸水した家の人にアドバイスがある。
それが「扇風機の大量購入」だ。
一旦浸水した家は、乾くまで手が付けられない。
自然乾燥を待っていたら一月は掛かる。
床下などは場所によっては2ヶ月以上かかる所もある。
早く乾燥させたければ、床下などの濡れた所に扇風機で風を24時間当てると、一週間~2週間程度で乾く。
復旧仕事は乾いた所からするので、家や床下を速く乾かせばそれだけ早く復旧できる。