今日スーパーモーニングと言う番組を見ていたら、寝たきりの母を殺害した娘の判決の特集をやっていた。
介護は大変だ。
正気を保っている人の介護ならましだが、痴呆が出ているとその苦労は並大抵ではない。
このブログで書いている「波」の理屈で言えば、山波と山波がぶつかり合う増加干渉が起きて落ち着いた精神状態では居られなくなってしまう。
それでも増加干渉が起こりにくい人もいる。
それが「無償の愛」と言うか、何も求めない人だろう。
少し話は変わるが、子供の頃に虐待を受けたり、親に認められずに育った人の希望職種には、介護士や看護士が案外多い。
最初に顧客などからそう言った話を聞いた時、自分が不遇な体験をしているから、人を助ける仕事がしたいのかな?と思っていたのだが、色々研究して行くとそれが間違いだった事が分かって来た。
人を助ける仕事がしたいのではなく、「人に必要とされたい」と言う心理から来ている事が分かって来た。
必要とされたい・・・つまり無償ではない。
ここで言う無償とは給料などの対価の事ではなく、精神的見返りの事だ。
精神的見返りを求めてそう言った職業に就くと、期待した精神的見返りを得る事は出来ない。
その結果、介護虐待などが起きてしまう。