今回は、浮気調査と言う物の裏側を、守秘義務に抵触しない程度に書く。
まず、浮気を疑う場合、女性が疑いを持った場合90%以上の確率で旦那は浮気や浮気と思しき行為をしている。
逆に、男性が疑いを持った場合の確立は50%程度しかない。
これだけ見ると、女性の感には凄い物と感じるのだが、実際に調査をすると微妙に違う事に気付く。
これは、一般的な探偵社は気付かないと思う。
私も、集団ストーカー関係の研究をしていなかったら判らなかっただろう。
浮気調査を依頼する女性の何割かは、躁鬱病の症状を示している場合が多い。
その場合、案外浮気の原因を作っているのは奥さんの方にある・・・かもしれない。
色々と、浮気調査や盗聴調査、そして心理分析をしていると、世間を騒がせた「セレブ妻バラバラ殺」の三橋歌織被告や、「秋田連続児童殺害事件」の畠山鈴香被告の事件は、特異なケースではなく、条件さえ揃えば誰でも誰でも犯人や被害者になってしまう事が分かる。
実際に、その予備軍も何件も見て来た。
さて、ここで話を浮気に戻そう。
浮気調査をすると、確かに夫が浮気をしているケースが圧倒的に多い。
しかし、その家庭に目を向ければ、家に居たくない環境を作り出しているのが、妻である場合もかなりの数ある。
その場合、前にも述べたが躁鬱病と思われる人がかなり多い。
また、多くの躁鬱病や統合失調と思われる人のカップルなども見てきている。
そう言ったカップルが、どう言う経過をたどり、どう言う精神状態になって行くのかもリアルタイムで見て来た。
躁鬱病や統合失調症を発症する人は、私が見て来た限りでは必ずと言って良いほど、病気を発症する以前から自己愛性人格障害をはじめとする何らかのパーソナル障害が見受けられた。
自己愛などは誰でも持っているが、程度問題で「自己抑制」が何処まで出来るかが、病気と正気の分岐点になっているように思う。
問題は、付き合っている相手が、「何処まで自己愛を満たしてくれるか」が一つのポイントで、もう一つのポイントとして「何処まで自分の存在を感じられるか」と言う部分だろう。
そして、これらのポイントと「自己抑制」の相対関係が病気の発症になっているように思える。
そして、本人同士はその病気に気付くことも無く、お互いヤマアラシのジレンマの様に傷付け合って行く。
それは、心の増加干渉いや相殺干渉 を少し理解していれば防げる事でもある。
長くなりそうなのでシリーズにしよう。
集団ストーカー―盗聴発見業者が見た真実 (晋遊舎ブラック新書 1)/古牧 和都