子供が危ないと言う番組の「子供の鬱病」編だ。
まず、その番組で紹介されていた北海道大学の小中学生738人を面接した鬱病の調査結果が、恐らく一般の人には驚くべき数字だと思う。
調査全体では4.2%、中学1年生では10.7%が鬱か、躁鬱病と診断されている。
私が、このブログで危惧している事の一つがこの数字で表されると思う。
つまり、鬱や躁鬱病を発症してしまうレベルの子供が一割もいる。
恐らく問題はこれだけではないはずだ。
鬱や躁鬱病は、すぐになる物ではない。
精神ストレスが限界を超えた時に発症する。
つまり、その数字以上に発症寸前の子供もいると言う事だ。
その発症寸前の子供と言うのが、「子供が危ないと言う番組を見て・・・ 」でも書いた「社会不安症害」や「適応障害」の子供達である。
今まで、鬱や躁鬱病を発症する過程を見てきている。
そう言った精神疾患を発症する以前から、必ずと言って良いほど「社会不安症害」「適応障害」「自己愛性人格障害」等の神経症の症状や傾向が見られた。
私は、学校裏サイトに誹謗中傷を書き込む人も、こう言った精神疾患から来る感情の噴出しだと考えている。
番組で紹介されていた子供も「中学受験」の為に勉強させられていた子供で、その受験勉強の最中に鬱病を発症している。
まあ鬱病を発症した要因は他の要因との複合要因だとは思うが、受験勉強も要因の一つで有る事は確かだろう。
学校裏サイトの問題も、この子供の鬱の問題と関係しているだろう。
私がこのブログで書いている「ベクトル」と言う視点では、「大人のいじめ・・・? 」で書いている事となんら変わりは無い。
まあそれも当然の事だ。
なぜならば、同じような環境、同じような精神状態で成長した子供の姿が「大人のいじめ・・・?
」で登場する人だからである。
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