以前のアジア大会サッカー決勝。

あれは酷かった。


優勝した日本チームにメダルを掛ける時、後ろでメダルを持っていた女性の睨み付ける目が印象的だった。

暴徒のように、日本チームのバスを取り囲む民衆。

世界のメディアが集まる中であのような醜態をさらせば、チベット問題がこれだけクローズアップされていれば、中国に対する世界の目はチベットに同情的になるだろう。


さあ、北京五輪ではどんな光景が見られるだろう。


今の北京五輪の原因不明のチケット不足。

何か意図があるような・・・

まさかとは思うが、国家の威信をかけて恥をさらさない為に、訓練された「さくら」を会場に送り込むとか・・・

まさかね。


まあ会場でさほどブーイングが起きず、会場の外で衝突が起こればその可能性が高いと言う事だろう。

さあどうなる事やら・・・


東京五輪の、日本選手団の一糸乱れぬ入場行進も似たような物かもしれない。



話は変わるが、今日の朝に「報道2001」と言う番組で30代の引き篭もりと言うコーナーで、引き篭もりは高学歴の人が多いと言うような事を言っていたが、それは私も同じ見解だ。


問題は、それが引き篭もりになっている人だけに限らないと言う所まで見えていない所だと思う。

引き篭もりと言う物は、もっと大きな問題の一部でしかない。

判りやすい言い回しが思い浮かばないが、私が調査依頼を受ける人や相談を受けに来る人には色々な人がいる。

その中には、会社社長や医者、上級公務員など社会的に地位の高い人も多い。

しかし、言っている事や考えている事は、ヒッキー系の人となんら変わらない。

医者でもない私が自律神経症状やあの病気を疑い、医者である依頼者が電波攻撃と主張したりオカルト科学を持ち出してきたりする人もいる。

オウム事件の時の信者も同じように、医師などの高学歴が多かったが「高学歴の人に多い」という観点からすれば、それも当然の流れになる。


オウムの事件はその事件性の大きさに、オウムと言う宗教に目が行ってしまいがちだが、事件以外の所の「どうしてそんな高学歴の人がオウムに入ってしまったのか」と言う根底の部分は、ヒッキーの問題と同じだろう。

その根底の部分に目が行かなければ、形を変え名前を変え別の問題として噴出して来るだろう。


しかし、その高学歴の人が集まる職場が、省庁である事を忘れてはいけない。

そしてそれは日本に限った事ではない。




集団ストーカー―盗聴発見業者が見た真実 (晋遊舎ブラック新書 1)/古牧 和都