これは「私のいじめ対策9」で書いた実際に行った方法だ。


娘が小学生のて低学年の時に、一緒にアンパンマンのビデオを見ていた。


そのタイトルが「キラキラ星のなみだ」である。


簡単なストーリーの紹介だが、アンパンマンがキラキラ星のお姫様と「キラキラノ涙」を探すストーリーだ。

その中で、氷の女王と言うのが出てくるのだが、女王にキラキラノ涙を渡してくれと頼むのだが断られてしまう。


すると、アンパンマンは宝物庫に忍び込み、そして見つかり、衛兵達を殺して行く。

そして、女王も殺して「キラキラノ涙」を手に入れるのだが、それはキラキラノ涙ではなかった。


娘が真剣にビデオに見入っている時、私は一言娘に言った。

「極悪非道のアンパンマン!」


すると娘は「アンパンマンは悪くないの!女王様が悪いの!」と言った。


しかし私は「くれと言って、断られて、盗もうと忍び込んで、見つかったら殺す、強盗殺人以外の何者でもない!」そして、「正義と言っていれば強盗殺人も許されるのか?じゃあ強盗殺人をして私は正義の見方!と言ったら罪に」はならないのか?」と言った。


その時は「パパの馬鹿~!」と言って怒ったままだったが、翌日には自分から「極悪非道のアンパンマン」と言っていた。


そこで、娘に「実はね、ジャックと豆の木のジャックも強盗殺人犯だよ」と言ったら、ジャックと豆の木の本を読み出した。


話は少し変わるが、このリンク先のウルトラマンの映像 を見て欲しい。

これは、ウルトラマンによる集団リンチだ!


私なら、娘と一緒に見ていたら「ウルトラマンはいじめっ子だ!」と教えただろう。

これを見た子供の心に与える影響が心配されるのだが、そんな事よりも、こんな脚本を書く脚本家や監督、更にはTV局のプロデューサーの心理に疑問を感じる。


何の疑問も感じずに放映されてしまったのなら、そう言った社会の集団心理が異常なのでは無いだろうか?


いじめに対する警告の意味なら、浦島太郎的に亀を助けるのが正義の味方だと思う。


今回こう言ったTVの話を持ち出したのは、この事例を基にもっと広くTVの社会に及ぼす影響を考えてもらいたい。


とくにCMのキャッチコピーに踊らされないで欲しい。

最近のCMであれば「加齢臭」と言う言葉が代表的だ。

そんな言葉が出来るまでは、そんな事は気にもしなかった。


最近は、若者が年長者を馬鹿にする傾向があるが、その悪口として使われている。

その為、自分の臭いを気にするあまり引きこもりになってしまう人までいる。

加齢臭はもはや差別用語の様相を呈している。

しかも、女性が男性に使う場合が多いようだが、実際にはある程度の年齢までは男女共に同じように出るのだが、男性は加齢臭がでなくなり、女性の加齢臭は増加して行く。

結局自分の悪口を広めているだけだ。



集団ストーカー―盗聴発見業者が見た真実 (晋遊舎ブラック新書 001)/古牧 和都