バイオメタノールは本当に環境にやさしい?
疑問に思ったので、少し調べて見た。
確かに、バイオメタノールはとうもろこし等の植物を栽培して、そこからエタノールを作リそれを燃焼させる。
植物にCO2を集めさせて、エタノールを作り、それを燃やして出たCO2をまた植物に集めさせる。
そこだけ見ればCO2の定量化は可能だろう。
しかし、ブラジルなどでは、急激に増えて需要に対応する為、とうもろこしの作付面積を増やす為に大規模な森林伐採が行われている。
CO2を吸収してくれる森林を伐採していたのでは、本末転倒である。
しかも、樹木が朽ち果てていく過程で大量のCO2を出す。
環境にやさしいと言われているエタノールを作る為に、CO2を吸収してくれる広大な森林を伐採している。
木を見て森を見ずとはこの事だろう。
目先にとらわれて大局を見失っていては意味が無いと思う。