2chに参加するのはお断りだが、ネットの問題を浮き彫りにしている点では実に興味深い。
2chのやり取りには自作自演も多い。
その為、誰と誰のやり取りなのかは分からない。

そして、相手を勝手に誰かと思い込んでいる場合も多いし、勝手に相手の人格を妄想で作り上げている。
そこでよく使われる言葉が「低脳」「小学生並み」など、自分の意見に賛同しない人に対し「見下す」態度を取る場合が多い。
実に幼稚な世界なのだが、彼らはその「論議」に知的満足を得ているようにも見える。

そして、自作自演も多く賛否の実数が明確で無い物に、さも市民権を得たかのような錯覚を覚えている。
それは、2chの一つのスレだけの世界の事なのに、それを「一般論」と錯覚している人がどれほど多い事か。
正に集団妄想の温床である。




集団ストーカー―盗聴発見業者が見た真実 (晋遊舎ブラック新書 1)/古牧 和都