こんにちは、舩橋幸子です。


ベトナム旅記、④の続きです。
④はこちら

ベトナム旅記④「女一人旅はリスキー」

https://ameblo.jp/jgbky5472/entry-12458430841.html

 

長いね。。
もう長いのよ、仕方ない。
終わらないんだもんだって。笑

構わず⑤書いちゃうから。
ヒマな人は読んでやって。
 

 
  ベトナム旅記①

「バックパッカー旅のはじまり」

https://ameblo.jp/jgbky5472/entry-12458728729.html

 

ベトナム旅記②

クチトンネル

「ベトナム戦争の傷跡に想うこと」

https://ameblo.jp/jgbky5472/entry-12458442915.html

 

ベトナム旅記事③

「ホーチミンで面白かったこと

〜サパへの道のり」

https://ameblo.jp/jgbky5472/entry-12459006798.html



で、④はちょっと番外編みたいになっちゃったけど
③の続きから書くね、
サパに寝台バスで無事到着したのが
早朝4時頃。
あたりはくらい。

寝台バスは45度くらいフラットになるけれど、
寝心地はあまりよろしくなく
体が痛い。。

大してねれてないまま、
しかし6時頃まで
運転手さんが寝かせてくれたので
助かりました。



あのまま何もないグラウンドのような
ただっぴろいバスステイションに
4時に放り出されてたら
どうして良いかわからない。笑


6時頃までウトウトして
周りもみんな起きだしたのでつられてバスを出ると、
なんじゃこりゃ。笑
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何もない。笑


さっきも書いたように
ただひろーいグラウンドのような所に

バスが何台か到着していて、
そこにタクシーの運転手さんとか

バイク乗りたちが
お客さんの勧誘に来てるだけ。
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一緒に乗ってた人たちは
多分ツアーできてるか、
行くところが決まってるのだろう、
どんどんみんなどこかへいなくなってゆく。


あら。。
どうしましょ、私ここから本気で
行くとこないねん。笑






寝台バスでとなりだった
マレーシアの方はサパ についてからも、
女ひとり&
今日の宿も決めてない&
これからホームステイ先を
交渉してみるという私を心配してくれて、
いろいろ気遣ってくれました。

(彼らはサパの中心地のホテルを
あらかじめ予約していた。
ていうかほとんどの人がそうなんだけどw)

 


トイレについてきてくれて
外で待っててくれたり、
(サパのバスステイションのトイレは
遠く離れた場所にあり
しかもかなーり、
衛生的によろしくないかんじな上に
なんか建物が壊れてて恐い感じだったので)
荷物を持ってくれたり
タクシーを探すのを手伝ってくれたり。




バスステイションの
その端っこにある屋外トイレ。
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この写真は少し夜が明けてきてるけど、
薄暗いと恐い。
ドアは鍵が閉まりませんし
中はあまり説明したくない
感じの様子でございました。。


もちろんベトナムは全部がそうじゃない。
基本水洗の綺麗なトイレだけど、
まだ手で水を汲み、流す所も多い。


 
1人で行くのは怖かったので、
マレーシア人の男性が外でまってるから

行ってきていいよて行ってくれて

安心でした。
 

 

 


ちなみに彼に、
私も待ってるよと言うと
俺は入らないでその辺でする事にするから
先行ってていいよ!と笑ってましたので
お言葉に甘えて
先に行かせていただきました。笑




優しくしてくれて
嬉しかったです(^^)



ありがたやー。



無事トイレも済ませて、
さてと。






うわーーんトイレから帰ってみたら
さらに人がいない!泣


もうみんなさっさと目的地に行ってしまったよう。 



残ってウロウロしている私に
タクシードライバー達がたくさん寄ってくる。
「今日のホテルは決まってる?」
「サパを1日案内するよ!」
とたくさん言ってもらったのだけど、


ううんいいの、ホテルは決まってないし
どこへ行くのかもわからんけど、
とりあえず大丈夫、と伝えて
群がってくる客引きを交わす。  


さっきのマレーシア人のバッパーたちも、
宿は見つかった?
君ほんとに1人で大丈夫なの?
うちらと一緒に来るかい?
と心配そうに声かけてくれた。



ありがとう、でも大丈夫よ。
ひとまず今日の宿を探してみるわ、
まだ朝だしね。


ほんとはこの時ちょっと寂しかったんだけどね、
異国の地でしかも山の中の

どこかわからないところで

誰もいなくなっちゃって
どこへ行けばいいかもわからん。

 


て結構ドキドキします。

 

 


ほんと、一緒について行こうかなって
一瞬考えたけどやめた。


彼らに別れをつげて、
ほんとに本気で

バスステイションに1人になっちまった。

 


バスもいなくなっちゃったし
いきなりぽつねん。。


嗚呼とにかく人がいる所に行って、
今日の宿をまず探さないと。

 
バスステイションを出て

よくわからんけど歩きだしてみる。
どこへ向かってるんだろ?
わからないw
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少し歩くとちょっとひらけた場所で出た。

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すると、

 

 

遠くに黒モン族と見られる

女性達を発見!!

 

 




朝早いのにそこには何人かの

民族衣装の女性達がいた。



その時は黒モン族という部族なのかなんのか
わからなかったのだけども、
とにかく民族衣装を着てるということは

見ればわかる。


恐る恐る近づいて、笑
3人でおしゃべりしていた女性達に話しかける。

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「あの〜、おはようございます。
私日本から来たんだけど
今日ホテルを予約してなくて、
もしよかったらあなた達のおうちに

泊めてもらえませんか?


それか泊めてもらえるお友達がいたら
紹介してもらえませんか?」

と言ってみる。 

てゆか英語は通じんのか。。?
と内心ドキドキしながらいたら
めっちゃ堪能な英語が返ってきた。笑


「あなた日本から来たの?
珍しいわね、
うちでよければぜひ泊まってって!」
と快くOKしてくれた。 



あぁ〜〜



なんてあっさりしてるんだ。笑

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金額を聞いてみると、一泊
80万ドンとの事。
 

 

 

 


ぬを!!高いわね。。

 

 

 


80万ドンと言うと日本円で4000円くらい。
いやよく考えてみれば全く高くはないの、w


でもベトナムにいると

4000円は高額に感じてしまいます、
私が前日泊まったホテルは2000円、
もっと安いホステルとかだと790円くらいだから。

 

どうやらサパの人たちにとって
ホームステイや観光案内というのは
仕事として積極的な意識を持ってるようだった。




食事もつけるしシャワーもあるよ!
昼間は山へトレッキングに

連れてってあげると言う。
結構グイグイ来るわね。。笑
 

 


あぁでも良かった、
しい〜んとしてる感じだったり
もっと怖い感じの人達だったら
どうしようかと思った。


でもそうか。。
トレッキングはどうせ行きたいと思ってたし
でも今からツアー申し込んでも

取れるかわかんないし
何より地元の人に案内してもらった方が
絶対面白いところを知ってるに決まってる。


うん、ここは80万ドンで決めることにする。
 

 
そして、一緒にいた3人の女性達が
誰の家にとめるのか話している。
3人が私に「うちに来て!」「私を選んで!」

て言うんですよ。


ええ〜っ、なんかめちゃ積極的。笑
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「どうする?あなたが選んでいいよ」
と言うので、



「わかった、金額は80万ドンでお願い、
でも私はここに二泊したいの。


こういうのはどう?
今日はあなたの家に泊めてもらって、
(この人がママニュー)
明日はあなたの家に

泊めてもらうことにする。(13歳のヤー)


もしかしたら3泊することになったら
あなたの家に

(この女性の名前は忘れた)行ってもいい?
 


2泊するから150万ドンにしてくれない?」

と聞くと

 

 

良いわよ!

と言ってくれたので
2泊で150万ドンで交渉成立!!
 

 

 


ママニューとヤーの家は近いのか聞いたら
別の村なのだと言う。
お互いの家までは歩いて20分くらいだと。



そうか、別の村なのね、
うん面白そうだ。



そんじゃその案で行ってみよ〜♡と
ちょっとルン♪としながら
13歳のヤーと2人でサパの中心地まで歩く。


この時は知らなかったのだけど、
ヤーは結婚している新妻さん。
学生なのにこれくらいの歳になると
結婚してる女性が多いそう。


今日は休みなの?と聞くと
休日じゃないんだけど
今日は家の手伝いが

忙しいから休みますって言ってあるの、
先生も理解してくれてるのよと言っていた。


なんか家族で暮らしてる感が伝わってくる。


サパステイがだんだん楽しみになってきた♡



色々話しながら歩く。


しばらく行くと、
ヤーが男性達がバイクを停めて

集まってる所に行って、
民族の言葉で男性達と何かを話していた。
 

 

 


私を紹介してくれるヤー。
 

 

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彼氏?と聞いたら違うよ!と言っていた。

あとで分かったんたわけど

その人はパパジン(ママニューの旦那さん)

だった。笑
 

 

 

ベトナムの人って皆若く見えるから
ヤーの彼氏かなくらいにしか見えなかったぁー
ちなみにパパジンは43歳。

ママニューは45歳。

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で、なにやらそのデカイバックパックを
その男性がバイクでホームステイ先まで運んでやるからかせという。


え。。



これですかい?

大丈夫かいな、
私このバックパックに

全ての荷物入ってんですけど、
まさかこのままどこかへ持って行って

不明なんてことにならないよねぇ。。?



少々不安に思いながらも
貴重品を入れた小さいリュックだけをもって、
バックパックを彼らに渡す。
 

 

 


「あのー、これほんとに大丈夫?ヤー。」
と聞くと

ヤーは
「ん?何が?彼のバイクの腕は最高よ!」
と笑顔で言ってくる。

いやあのそーゆうことじゃなくてね。。笑

 




危険な香りを感じながらも
彼らに荷物を渡す。
そして今度は、

「トレッキングの前に
幸子朝ごはん食べてきて!」

とヤー。

 

 


そういえばごはんのことを忘れていた。


「あとで迎えに行くから
彼のバイクで店まで送ってもらって、
そこで食べてて!」と。

 

 



えっ。。

ちょっ。。まっ。。

 

 

彼ってダレ、

 

 


店ってどこ!?


なんちゅーアバウトで危険な香りや。



しかしもうバイクに乗ることに

流れがなっている。

 

 


ヘルメットを渡された
誰だか知らないヤーの友達
(だからともだじゃなくて
パパジンだったんだけどw)
のモトバイの後ろに
乗せてもらう。


バイクで5分ほど?


一体どこを走ってるのか、
この人は誰なのか
そしてこれからどこに
行くのか何もわからないw
 

 

 


しかもバックパックは

見知らぬ男に預けたままここに無い。
 

 

 



この男性は英語が通じないので
質問する事も出来ない


あぁついでに

お金もないままじゃなかった私!?

 

 

 

 


寝台バスに乗る前に
ハノイでATMが使えず1000円しか
持ってないし。。

もうなんか全てが整ってない、
てゆかほんとにいづこへ。。


バックパックは盗まれて
このまま私この男性のバイクで
危ないところに連れてかれて
何かの儀式の生贄として差し出される事に
なたりとかしたらどうしよう。。

 

 


とバイクの後ろ席で
風を切りながら不安にかられる。
 

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美しい景色も不安で若干色あせるb。。笑

 

 

 


もう怪しそうだったら
このバイクから転がり落ちて逃げるしか無い、
怪我したとしても逃げよう。

 

 

 


とそこまで考えていた頃、
男性がある店の前でバイクを止めて、
ここだよ、的な民族語で
店の中まで連れて行ってくれた。

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えっ、ここ?

 

 

 

 

 

全然怪しそうじゃない。

 

 


ここで私は朝食を取るのね?
あぁ良かった。。


普通のおしゃれなカフェじゃんー♡
 

 

 

 

 


他のバッパーらしき人も何人かいる♡
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生贄にされずに済んだ。。
安心していると
ママニューとヤーもやってきた。


「ここでゆっくり休んでて。
トレッキングができるのは8:30からだから、
8:00になったらまたここに

迎えたくるからね。」とママニュー。


そしてママニューが
友達になった印にと、
手作りのミサンガ?をくれた。
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ありがとう〜♡可愛い♡




ママニューは凄く優しくて
いい人で。
年齢的にも若者ではないからか
異国の地でとっても安心する存在だった。



良かった、どうなるかと思ったけど
みんないい人たちそうだ。

 

 


8:00までの1時間ほど、
ゆっくり過ごす。

フォーをいただく♡
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約束の地8:00ころ、
ママニューがちゃんと迎えにきた。


さあトレッキングしながら
私の家に行くわよ!と。
どうやらバックパックは
もうママニューの家に届いてるらしい。


ありがとう〜泣
疑ってごめん。。
 
 


「ところで、ママニューの家って
どこなの?」
と何気なく聞くと、
 
 

「私の家はあそこに見える山の
真ん中あたりよ。
ここから4時間歩くわよ」

ふつーにさらっと。笑
 
 
 


ぎょぎょーー


4時間も山道を登るの!?

だ、大丈夫かいな。。
トレッキングは好きだけど。。
 
 


しかもなぜかカナダ人の人達と
一緒にトレッキングをする事になっていた。笑

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ママニューの知り合い?のモン族の女性が
彼らを案内するから、
一緒に行こうという事になったらしい。

黙々と登のかと思ってたから
びっくりしたけど、
これがまた楽しかった♡


つづく。。