「Love is revolution」のあとがきとして… | かおり流 もうひとつの「宮」

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韓国こちらは「宮~Love in palace~」の二次小説サイトです
初めての方は是非 はじめまして から順に読み進めて下さい
この記事は イ・シン皇太子殿下のご学友リュ・ファンの恋物語として書いてきました
「Love is revolution」1~11 ←関連記事目次(リスト)にリンク貼っています
↑こちらをお読みでない方は読む必要もないあとがきです(笑)
今日の最終話を未読の方はこちらから→最終11話
読もうと思っているけどまだの方は ネタバレとなりますのでお読みの後 どうぞ


書き終えた時に 皆さんの感想がこんなにも気になるお話にするつもりではなかったのですが
中盤から 二人が愛するウネを亡くす事と 三人で子どもを授かることは 決まっていました
嘘… 信じられない…
そんな声が聞こえてきそうな気もしますが…
私はこんな愛があっても良いという思いで 書きました

ラブレボを書いてみようと思ったきっかけは シンくんの友達三銃士の中で 唯一浮いた話の無かった 中性的なリュ・ファン君が恋をすると どうなるのか見たかったなぁ~ という単純な好奇心
はじめは チェギョンと恋に至るか至らないかのギリギリのラインを描き 結局シンくんの誤解で チェギョンにその気はなかった チャンチャン音符という設定で ちょいちょい本編に入れて行きました
ですが その実
チェギョンはドラマの中でも原作漫画でも 自分は惚れっぽいから 先にユルくんと出会っていたらもしかして…なんていう台詞もあったとおり
コチラでも 意外と男らしい面を見せられて 若干ファンくんにときめいてる節があります
多分そのせいで シンくんは楽しそうにキラキラしてたチェギョンが ファンを好きだったと思い込んでいるわけです…
それが本編に関わってくる部分なので はじめは本編に入れてきたのですが 妃をチェギョンに決めたあたりからは切り離せそうだったのでサイドストーリーとして書く事にしました

ともかく当初は単に双子の姉妹に翻弄されつつも ビシッと決めるときは決めるファンくんを描いて終わる予定でした…
皇子の勘違いだったというくだりに必要となってくる ファンくんの本命女子をどんな子にすると色々考えているうちに 初めから後々語るチェ尚宮の従姉妹でありながら 実は母親違いの妹として登場させると決めていた チェ家の従妹をその双子にしようと決めました

チェ尚宮の過去は こういう形で公開する予定では無かったし チェ尚宮の主観を少しくらい書きたかったのですが「Love is revolution」はリュ・ファンの恋物語として書いたので 残念ですが割愛しました
いつかどこかで書けたらなと思っています

本当に出会うべきだったのはシネでは無くウネだったかも…
ここからのくだりは かなり是と否が別れると思いましたが
私の観点ではこういう愛の모습モスブ(形/姿)が有っても別段不思議はないという思いで書き綴りました
(最近 日本語より韓国語のほうがしっくりくる言葉がいくつかあります모습もそれです)

ハッキリ記憶していないのですが 小学生だった私には受け入れがたくて拒んだお話があります  「カインとアベル」という兄弟の旧約聖書に綴られたお話です
神様に初めから善(弟)悪(兄)に分けられて生まれ 神様や親の愛を得られない兄カインが弟アベルを殺害する といった内容に…ありえない!弟じゃなく兄が可哀想すぎる!と 真っ向から否定して 読むのを拒むことになりました
(ちなみに…ソ・ジソプ氏の同名のドラマは見ていません…)
だから その後のことは知りません 知ろうとしなかったから…
ですが 今なら少し解るのです
自分が受け入れがたい事も存在してしかり 正しい事が全てでは無い事
それから…
神様が兄弟のどちらをより愛していたのか…
私は悪を与えた兄をより愛していたと 今ならそう思います

あくまでも個人的にですが 私は神様は萬人に平等だとは思っていません
神様は人に 乗り越えられる試練しか与えないとよく聞きますが 順風満帆な人生を与えた人なんかよりも 世の中への警鐘のために より過酷な試練を与えた者に済まない気持ちを抱き 心配して見守り そしてよく頑張ったなと自分の元に連れ戻すのだと感じています

本当は一人だったウネとシネを ワケ有って二つに分けた際 神様はウネに病を与え シネを残してウネを自分の元に呼び戻すと決めた
だけど この二人の間には 嫉妬や葛藤ではなく 自分の半分であるという強い絆が生まれ 互いを思いやるあまりに ふたり揃って「私とこの子が逆だったら良かったのに」と思うのではと感じたから…

重苦しいテーマを土台に置きながら綴ったお話
ファンと 双子のどちらと結びつけるかも悩んでいましたし チェギョンがちらっとそんなことを言いましたが 淡い好意を抱いていたチェギョンとウネが似ていると感じている点からも 実はファンは自覚していませんでしたが かなり前から ウネを好きだったのです
シネはそのことに気付いていて
残されるのは嫌 自分が死んだ方がマシだと思っていた事や
ウネが私を心配して「私が残される方だったら耐えられない ごめんね」と言ってくれたことから
「本当に ウネと自分が逆だって良かったのでは?」と思うようになったのです
ウネが「私は死んだらシネと一つに成れる」と何も心配していなかったのに
死を恐れ始めているのは 自分がウネを残して進み過ぎたファンとの関係のせいだと悩み
決意するに至ったのです

私の拙い日本語力では どれだけ語っても 納得のいくものでは無いかもしれません
書いた本人も もっとどうにかうまく描けたのではと思います

ウネが亡くなった高三の冬以降も ずっと三人で生きていると感じながら 三人に授かった子を二人で育てて行く コレがこの二人の모습モスブ
というわけで コレにて「Love is revolution」を閉幕します
続きのお話があるかどうかは未定ですが いつかの番外編くらいは書きたいですね

<追記>エンディングとして 
私の大好きなサクソフォン奏者 KENNY Gの「Forever In Love 」を追加しておきます
今 先日チラリと登場した ギョンのサイドストーリーを 書いています
これは 大学生になってからの話なので 本編を過去の話として含んでいて
本編がひと段落しないと公開できない部分が多く… 公開する時期を検討中です
おまけにまたしても結構…受け入れてもらえるか心配な内容で書き始めちゃって…

私は基本的に 世の中のあらゆる人格や物事を善と悪や正と誤に分けないようにしています
様々な愛や恋を 肯定的に捉えるタチなので 一般的にはアンモラルであっても
当事者にとってそれが正解だと納得してのことならアリかナシかで言えばアリなのではと思っています (正解ならですよ 過ちや一時の気の迷いは含みませんsweat*
わ~ 無理!!とおっしゃる方には ????な部分が有ると思います
どうか 否定的にならずにお試しいただくか 蓋をするか 選んでください
ちなみに…
シンチェに関しては 皇室ラブロマンスですし そこは王道を行きますから
アンモラルな点は無いと思いますのでご安心を笑


長々と語っちゃってみあなむにだ
本編&番外編 次なるサイドストーリーも お楽しみに♪音符

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