かならず最初に はじめまして を お読みください
俺の祖父 先帝・聖祖陛下を 国葬で見送ったその年
韓国の秋は足早に過ぎてゆく
「シン 遂に皇太子に即位するそうだね おめでとう
いつも自分を見失わないで 君らしく素敵な皇太子に」
イギリスの冬の景色が描かれた絵葉書は昨日ユルから届いた
俺は絵のことは良くわからないが ユルの描くイギリスの風景はどれも美しかった
俺はそれを大事に アルフレッドを座らせているいつもの青い箱に仕舞った
明日 俺はこの国の皇太子になる
ベッドサイドの窓から見える東宮殿の庭には うっすらと雪が積もっている…
明日も冷え込みそうだな…
※本日は ひとまず これだけUP です
(はじめの2話 タイトルを若干変えました 8/19)
つづきのお話は明日更新コチラ→ 2.シン・チェギョン ~ま あたしとは関わりの無い世界だよね…