● 『ちいさいおうち』プロジェクト(10) おうちをつくろう! | ジャパンフレネ おーい仲間たち

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ジャパンフレネの活動日誌。子どもたちの姿をお伝えします。

● 『ちいさいおうち』プロジェクト(10) おうちをつくろう!
「家を作りたいんだけれど、どんな手順で作ればいいかな?」
「設計!」
「土地を買う」
その他、材料の仕入れ、職人の手配…。



「うん、そういう手筈が全部整っているとしたら?」
「基礎を作る」
「基礎ってなあに?」
小2から中3までの異年齢集団で授業しているので、ちいさい子にもわかるように説明しなければならない。
※ みんなでいろいろ手順を考えました🎶

基礎を作る→配管→骨組み(柱・梁・屋根…)…。
基礎の作り方もいろいろある。部分か全体か?
工程なんて言葉も出てきて、びっくり!
※ 屋根はいつ作るのか?も問題になった。




「コンクリートとかない時代には、どうしていたの?」
「それって、竪穴式住居みたいな時代のこと?」
「コンクリートって、そもそもいつの時代に日本に来たの?」
「穴掘って、柱を埋めればいいじゃん」
「穴掘って立てる小屋をなんて言うか知ってる?」
掘立て小屋も死語になっている…。

木を土に埋めると木が腐ってくる。
さて、どうすればいいのだろう?
「木を土に触れさせなければいいってこと?」と、小3あ〜ちゃん!「いいこと言うねえ!」

コンクリートの代わりになるものは何だろう?
「岩?平らな岩?」
「大きな石!」
スマホでサクサク調べると束石(そくせき)が出てくる。
昭和20年代の家はこれだった。ぼくの家もこれだった。
家を少しだけずらすのに、コロを入れてみんなで持ち上げ移動させていた!多分写真があったはず。今度、持ってこよう!
※ 授業が子どもの発言で動くので『束石』が出ることを予測できなかった…。





カイ君は「東本願寺って石が土台だったっけ?」と首をかしげていた。お寺や神社を観察してみよう!ってことだね。しかし、古いお寺。

この段階で子ども達の視点は、『家を作る』&『見に行く』の視点に!
「お寺を見に、わざわざ京都や奈良に行くの!?」
「おうち作りたい!」
どこかに行って掘立て小屋を作る?
それともダンボールで家を作る?
紙でも木でもない家…、『パオ』ってのも出てきたね🎶