2024/06/23 | ジャパンフレネ おーい仲間たち

ジャパンフレネ おーい仲間たち

ジャパンフレネの活動日誌。子どもたちの姿をお伝えします。

そうだ!西に行こう(4)
今日のテーマは鹿児島県姶良市にある旧新留小学校を入札でゲットした古川理沙さんとそれを応援する丑田俊輔さん(いずれも私立新留小学校設立準備財団共同代表)。
古川さんは鹿児島市内に保育園を二か所経営、以前から新留小学校がどうなるか気にしていたら、ある日旧新留小学校跡地に公開入札のお知らせ!ここぞとばかり、入札に参加(金額を書きに行ったのは、中学生の娘さん。「0一個多く書いちゃダメだよ」と念押し。笑)
※ 覚悟と勇気なんだよねえ🎶やってみなけりゃわからない!
それで、再来年の4月に開校を目指しています。

古川さんの保育園が素晴らしい!天文館通りにある園庭もない保育園だけれど、地域の人たちと密着。バスを借り切ってみんなで水族館に行こうと計画し、食べ物屋を開店。調理も全部自分たちで全部行い、見事水族館行きを実現!🎶
こういうところ、フレネ教育も学ばなきゃいけない。

長らく外国語教育に関わってきた古川さん、日本語を覚えたい生徒との関わりから『幸せに生きるため』の学校づくりを構想してきたそうだ。私立新留小学校のテーマは『食と言葉』。
きちんと食事してきた人とそうでない人の寿命データから『生きる』ために地域の人たちの協力を仰ぎ、食の生産・健康そして地域との密着…。

「学校は、地域のハブでコモン」という古川さんのプレゼンに感動した。
寺脇さんに振られてぼくが話したことは、
・Downsizing
地域の活性化は地域の沈静化により達成される
最初から大規模はダメ。小さな共同体が連携して点が線になり、活性化していく。木次乳業、佐藤忠吉。
・周りの子どもの問題は学校だけの問題ではなく、地域の問題
沖縄鳩間島の例。
・max12名のクラス集団と異年齢異質な集団での構成
・ジャパンフレネの子ども達とプロジェクト学習

寺脇さん、曰く「地域の学校を廃校にしちゃダメなんですよ」、そして一つも廃校を出さない方針で教育を考える岐阜県山県市教育長服部和也さん、私立新留小学校校長に内定している花山潤治さんも参加し、「いやあ、今日はすごい会になったなあ!」と寺脇さん🎶ぼくも東京から参加してとても良かった🎶たくさんの勇気を頂いたなあ…。

『ふつうの学校』を作るってのがいいんだよねえ🎶


左から、寺脇さん、ぼく、古川さん、丑田さん、花村さん、服部さん。

木幡、最年長!