ちょうどいいきっかけになるような気もする。 | さくらぱんだいありー

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さくらぱんだの日常をここに遺す。

 秋のG1シリーズもあと4戦。ここまで全くといいほど的中せず悲惨な状況なのですが、それはまあ、さておいて。こんなニュースが競馬ファンの間では話題になっています。

競馬で1.4億円稼いだ男性に6.9億円の追徴課税 競馬ファン「いや、そのりくつはおかしい」
競馬で3年間に1億4000万円あまりの利益を得ていた男性に対し、大阪国税局が6億9千万円の追徴課税を..........≪続きを読む≫

 中身はリンク先でお読みいただくとして、個人的な見解を。

 そもそも的中馬券の配当金に対する経費はその馬券の購入金額であり、他のハズレ馬券は経費とは考えない。
 法律の文面からいくならばそうなのですが、そもそも高額払い戻しの窓口ですら発行証明書等を出さずに税金を見過ごしてきていた現状がある中、インターネットで購入した人間からだけ税金をとろう、と考えるのが間違っています。
 むしろインターネットでの購入履歴を見ればその的中馬券のために費やした経費の額は明らかであることから国税局側の理屈は通用しないように感じます。

 一方で場外馬券売場や競馬場にはハズレ馬券が大量に廃棄されており、これを全て集めたらあっというまに経費の穴埋めに使えるわけです。

 解決策1 控除額を20%→50%に引き上げる
 宝くじは非課税です。理由はあらかじめ控除率が高いから。最初からテラ銭をたくさん取ってるのでそれ以上税金はかけなくてもOK,ということです。それなら馬券も最初から控除しておけばいいのです。
 問題点は、というと言うまでもなく払い戻しの金額の激減。「万馬券」は三連単で出る程度になると思われます。(単純計算で今250倍の配当の馬券が100倍になると考えられる)となると元々がギャンブルなのだからオッズが低くなると売上の低下につながるだろうということ。

 解決策2 馬券購入者へのIDカード発行
 IDカードを発行し、そのカードにあらかじめ資金をチャージすることで馬券を購入。
そのデータを元にJRAは確定申告の時期までに購入履歴一覧を送付し、納税の助けとする。
これは証券会社、FX会社等が行っているやり方を参考にできるはずです。
 問題点はコストが非常にかかるということ、そして面倒な手続きが発生すると考えられるため、今の顧客が逃げるということ。

 今のような状況では正直馬券を買おう、と思えませんね。高額配当を的中させればさせるほど赤字が膨らむわけですし。20万円の利益を出すのは難しくても、20万円の課税所得を出すだけならば大多数の人間に該当するはずですし、こんなんで税金持っていかれるなんて馬鹿馬鹿しくてやってられません。

 年末まで予想はアップしますが、馬券を買うのは自粛しようと思います。

 さくら (ΘェΘ)ゞ ぱんだ