保険はリストラすれば安心なのか?
●保険はリストラすれば安心なのか?
こんにちは。40代からの賢いお金の運用講座の大畑です。
ファイナンシャル・プランナーは、よく、「独身者や子供から手の離れた人の死亡保険は、葬式代あれば十分」といいます。
だから、かけ過ぎの保険はリストラしましょう、と。
では、本当に保険は葬式代分あれば十分なのでしょうか?
たしかに、脳卒中なのどの血管系の病気であっさり亡くなってしまうのなら、それで十分かもしれません。
しかし、そこに至るまでに、長期の入院や、認知症などの理由で介護施設へ入所しなければならないとしたらどうでしょう?
それを支える家族にとって、治療のための費用や介護費用は、大きな負担とならないでしょうか。
生命保険でも、低解約返戻金型終身保険などは、死亡保障も兼ねながら、お金を増やせるものもあります。
しかも、運用期間が長ければ、それだけ増える金額も多くなります。
実は、生命保険は、死亡リスクだけでなく、生存リスクに備えることもできるのです。
日本人の90%以上は、65歳以上まで生きるという統計があり、しかも、本格的に病気や介護のお金がかかるのは、そこから先です。
「保険は葬儀代あれば十分」という言葉を鵜呑みにするのではなく、保険という商品を使って、65歳からの生存リスクに備えておくのも一つの選択肢です。
年金に隠されたコワ~い話
●年金に隠されたコワ~い話
こんにちは。40代からの賢いお金の運用講座の大畑です。
一般に、持っている資産よりも借金が多くなることを、債務超過といいます。
あまりむずかしく考える必要はありませんが、一般家庭にたとえるなら、要は、家や土地、それに家財道具すべて売り払っても、まだまだ借金が残る状態のことです。
実はこれ、一般家庭や企業だけに起こる問題ではありません。
そう、我われが老後に頼りにしている年金でも、起こっていることなのです。
たとえば、国は年金保険料を支払ってきた人に、その人が亡くなるまで年金を支払う約束をしています。
ということは、
「支払うことは約束しているが、まだ支払いを終えていない年金額」
が存在することになります。
簡単にいえば、これが国の負っている年金についての借金、いわゆる、年金債務といわれるものです。
この借金の額を、ざっと計算すると、2008年の時点で、何と670兆円という金額になります。
670兆円が、将来払わなければいけない年金の額です。
これに対し、資産となる年金の積み立額は、130兆円しかありません。
つまり、負債から資産を引いた債務超過額は、670兆円-130兆円となり、540兆円ものお金が不足している計算になります。
しかも、日本が抱えている借金はこれだけでなく、その他にも1000兆円という巨大な借金もあります。
ますます、自分の未来は、自分で守らなくてはいけない時代です。
知らないと増えない金融商品で注目すべきものとは?
●知らないと増えない金融商品で注目すべきものとは?
お金が増える原則は、商売と同じ。
すなわち、
「小さく仕入れて大きく売る」
です。
仕入れと売るときの差が自分の手元に残るお金です。
ですから、この差が大きければ大きいほど、手元が潤うというわけです。
株なら、基本、安く買った株をそれより高い金額で売るです。
FXや先物取引でも、この原理は同じです。
しかし、年金保険といった一般の金融商品は、上記の金融商品とは違い、安く仕入れて高く売ったりすることはできません。
では、何が増える要素となるのか。
それが
「利回り」
です。
利回りが高いほど、運用に預けたお金が多く増えます。
それも、単利より、複利です。
長い期間で運用するほど、複利は大きな効果を発揮します。
金融商品で、まず注目すべきは、「利回り」です。
