年金が不安なあなたへ。65歳から安心してリタイアするなら
年金で損をしたくないあなたへ
●年金で損をしたくないあなたへ
こんにちは。40代からの賢いお金の運用講座の大畑です。
自分のもらう年金が、得か損か、気になる人は多いでしょう。
払い込んだ保険料より、もらう年金の額が少なければ、がっくりうなだれ、モチベーションもだだ下がりです。
では、あなたの年金はどうか、それは、ズバリ、生まれた年代でかわります。
年金専門家の鈴木亘氏 によれば、1940年生まれの人で、3090万円のお得。
それが、1960年生まれになると、損得ゼロ。
それ以降から、マイナスになり、2010年生まれなら、なんと、2840万円も損をしている計算になるといいます。
その世代間格差、実に、5930万円。
年代が違うだけで、生まれた瞬間から、2000万以上の借金を背負う羽目になるのが、今の年金制度です。
「世代間の助け合い」というフレーズは、美しい、たしかに美しいです。
けれども、問題は、その助け合いの「程度」です。
これだけ格差があるのなら、一方的な搾取といわれてもおかしくはありません。
このような、いびつな構造を持つ年金制度、何も知らないでは、大切なお金を、どんどん吸い上げられるだけですよ。
充実したセカンドライフにする方法
●充実したセカンドライフにする方法
こんにちは。40代からの賢いお金の運用講座の大畑です。
60歳、それは、定年という人生の一つ節目。
が、しかし、そうはいっても、このご時世。
定年になったからと、悠々自適にセカンドライフ、という人は、ごく一部の人でしょう。
そう、ほとんどの人は、60歳になったからといって、簡単にリタイアできるわけではないのです。
それが証拠に、60歳から64歳の常用労働者は、この4年間で、80%も増加しているといいます。
ですが、すべての人が、満足のいく労働条件かといえば、そうはいえません。
あるアンケートによると、大企業でも継続雇用された50%もの人が、2割~5割程度は給料が低くなったと答えています。
やはり、現実は厳しい。
大幅な収入減は避けられないようです。
それに、お金の運用も大事ですが、働いて収入を得ることは、もっと大事。
人間、他人から必要とさせることほど、喜びを感じるものはありません。
そのためには、今からでも遅くはありません。
周りから必要とされるように、仕事のスキルを磨いておきましょう。
会社以外の時間は、仕事のスキルアップに時間を費やさない人がほとんど。
だからこそ、少しずつでもスキルを磨いた人は、他より飛び抜けます。
60歳を過ぎたときに、再就職に困らないためにも、今から、自分のスキルアップに投資しましょう。
ちなみに、資格を取得することが、スキルアップではありませんよ。
それだけで、食っていくことはできない時代です。
年金のインチキ
●年金のインチキ
こんにちは。40代からの賢いお金の運用講座の大畑です。
国民年金の納付率は、今年の2月、ついに60%を切って、58%となりました。
これでも十分に低い。
でも、半分以上の人は保険料を納めているというわけです。
しかし、それで安心するのは、まだまだ早い。
この58%という数字、河野太郎氏 によれば、それさえもインチキだということです。
実は、この納付率、嵩上げされて計算されているようなのです。
年金には、所得が低い人たちために、国民年金保険料を免除するという制度があります。
その免除分を計算に含めて、58%という数字なのです。
つまり、実際には払ってない人も、払っているように見せかけているのです。
何というデタラメ。
蓋をあけてみれば、納付率は、もっと低い、40%台だった、ということも大いにあり得るのです。
このようなインチキを、無垢なまま何も疑わないでいると、本当に悲惨な老後が待っているかもしれませんよ。