昔のゴールデンコースの実態ー番町小→麹町中→日比谷高→東大
番町、麹町エリアに住んでいると、よく人から吉田茂のような昔のゴールデンコースだね、と言われる。もちろん、日比谷がよかったのは遥か昔だが、ある教育評論家で昔の日比谷がよかった時代でも、いわゆるゴールデンコースを歩んだ人は番町小(約150名)の中でわずか2,3名だったという「調査」をされた方がいる。
何だか、番町小や麹町小にいくと、誰でも日比谷高校→東大にいけるような錯覚を持っている人もいる。しかし、もちろん今はそんなことはなく、全盛期でもそんなことはありえなかったことがわかる。たまたま私の知り合いで全盛期の日比谷高校卒の方が二人おられ(何と50年以上前の卒業)、事情を伺ったところ、やはり同級生で番町または麹町小出身で東大に受かったのは2,3名という証言を得た。やはり「調査」は本当だったのだ。
人々の口コミ、あるいは都市伝説の影響はものすごい。未だにこんな、まさに都市伝説を信じて引っ越してきたり、あるいは越境して通ってくる人は麹町小で半数以上だ。幼稚園でもそんな人がいるのだから驚く。でもそもそもどんな小学校に入っても本人が努力しなければどうしようもない。
私など地方の高校出身の人間は、大学で東京に出てきて、クラスに筑波大や学芸大の付属校の人間がいると、相当受験勉強を学校でやらされただろう、などと聞くものだが、実際は国立大付属は特に学校では受験勉強をしていないらしい。この点は麻布などでも同じようで、皆高校から駿台などの予備校で勉強していたという。
まあ学校はそれでいいのかもしれない。それより、若いうちに一生付き合えるようないい友達を探す方が、将来役立つ可能性はある。ともかく、都市伝説を信じて越境や引越しをしても進学の点ではほとんど意味はないようだ。