菅さんが財務大臣とはー旧厚生官僚曰く「係長のような大臣」 | 日本ファミリーオフィス協会

菅さんが財務大臣とはー旧厚生官僚曰く「係長のような大臣」

菅さんが財務大臣になった。マスコミでは小沢一郎の影響があったとかいろいろ言われているが(小沢一郎と菅直人は囲碁仲間として知られる)、そんなことよりも菅直人と財務官僚とのバトルが見ものだ。


昔、菅直人が厚生大臣だったときに、厚生官僚は「細かくて係長のような大臣だ」とよく言っていたそうだ。私も菅さんと話したことはないが、そんな感じはする。官僚に取り込まれることはないだろう。


しかし、財務官僚(大蔵官僚)はある意味、「最も受験勉強ができる集団」だ。私もハーバード、エールの留学時に大蔵官僚といろいろ話したが、ともかく試験のスペシャリストだ。在学中、あるいは3年次に司法試験に受かっている。それもトップクラスでだ。中には運動部主将で公務員試験もトップなどという人もいる。留学時にもトフルやGMATは満点に近い点を取っている。記憶力は驚くほどだ(もちろんサムエルソンにはかなわないが)。


そういう人間が仕事ができるかというと、また違う点もあると思うが、ともかく出世している人はそつがない。大臣のニーズに合わせて仕事をするだろうが、今の民主党の政治主導の中では当然、衝突も起こるだろう。出世した官僚は省益を守ることに長けた人のはずだから、もし菅大臣がそこに(天下りなど)メスを入れてきたら猛烈に抵抗してくるだろう。個人的には、日本一の受験秀才の頭脳をそんなことに使ってほしくないのだが。


菅大臣には国益の点から、「優秀な」財務官僚に負けずに舵取りを行ってほしいものだ。