ここ30年人気が下降しているとはいえ、ケネディ暗殺陰謀説はアメリカでも人気ジャンルだ。だが研究家たちの言い分にかつての勢いはなく、2023年7月現在、「陰謀の証拠」も「陰謀の根拠」もほぼ全てが消えてしまい、全盛期の一割以下という惨状だ。アメリカでは今も研究書が出続けており、(実力も知識もゼロだが)陰謀派の人気ナンバーワン(実力のオリヴァー・ストーンも陰謀映画を発表しているが、中身は水増しのスカスカだ。日本でこの現状が知られないのは不可解だが、自分にとって都合の悪い情報を避けて耳障りの良い話しか聞かないのはロシアのプーチン大統領も日本の(奥菜秀次を除く)ネットユーザー・視聴者・読者も同じなのだろう。